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断面積の求め方と体積の計算方法
- 積分で体積を求める際、断面積の求め方や計算方法について質問があります。
- 問題では円、半円、直角2等辺三角形からなる立体の体積を求める必要があります。
- 解説では、断面積を求める際にx軸上の点xにおける断面積を使用し、体積を計算しています。なぜこのような方法を用いるのか疑問です。
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>自分は円の中心Oを通る直角2等辺三角形を断面積として、斜辺が2a 等しい残りの2辺が、√2aとし、断面積a^2、体積を∫(0→2a)a^2dxとして計算しましたが間違いでした。 この計算だと、直角二等辺三角形が円の中心Oから離れても、高さ・面積が変わらないことになります。そうすると、正面から見た形状は半円ではなく長方形となり、真上から見た形状も円ではなく正方形になります。 正面から見た形状が半円ということは、直角二等辺三角形の高さは、円の中心Oから離れると小さくなるということです。Oからx離れた位置での直角二等辺三角形の高さは、半円の高さと一致するので、h=√(a^2-x^2)となります。それを考慮して計算すれば、正解にたどり着けるはずです。 >分からない点は、断面積を求める際、x軸上の点xにおけるx軸に垂直な平面の断面積を使うのはなぜでしょう。この問題ではなぜ、xを含む断面積を積分したのでしょうか? 軸方向に移動した場合に断面積が変化しないなら、体積の計算は断面積×幅(x方向の距離)になります。 軸方向に移動すると断面積が変化する場合、軸と垂直な線で細かく分割すると、個々の体積はある位置での断面積×分割幅で近似できます。この分割幅を限りなく小さくしていき合計を求めることが、積分の原理になります。 分割幅はX軸と平行な方向なので、使用する断面積はX軸と直角方向になります。
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- info33
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>断面積a^2、体積を∫(0→2a)a^2dxとして計算しました これでは断面積一定の, 横に倒した三角柱の体積を求めることになります。 >断面積 (a^2-x^2)、体積2∫(0→a)(a^2-x^2)dx=(4/3)a^3でした。 >分からない点は、断面積を求める際、x軸上の点xにおけるx軸に垂直な平面の断面積を使うのはなぜでしょう。この問題ではなぜ、xを含む断面積を積分したのでしょうか? 断面積 (a^2-x^2) に 厚さ dx を掛けた微小体積 dV をx方向に x = - a ~ a まで寄せ集めたものが体積積分 V=∫(-a→a)(a^2-x^2)dx = 2∫(0→a)(a^2-x^2)dx 表す意味なのです。
お礼
間違った計算が、横に倒した三角柱の体積になる。ということで自分の考えの間違いに気づきました。ありがとうございます。
- kiha181-tubasa
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他の回答者も適切に「解答」を述べておられるようです。 しかし,質問者は計算がわからないのではなく,「なぜ,このようなことをしなければいけないのか」と感覚的に納得できないのだろうと推測しました。そこで,「なぜ」に対してだけお答えします。 たしかに中心のところでの断面積はa^2となりますが,三角形の大きさは中心から離れれば離れるほど小さくなりますね。だから,断面積は「中心からどのくらい離れたか」で決まります。 そこで,中心Oを原点とし,円の底面にない直角三角形頂点からの垂線の足の軌跡をx軸として,中心から離れた一般の位置にある三角形の断面図をxの関数で表す必要があるのですね。
お礼
断面積の三角形が、底面の円の中心から離れるほど小さくなるのに、気付いていませんでした。ご説明ありがとうございます。
- deshabari-haijo
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高校数学の参考書には次のような記載があります。 〔断面積が与えられた立体の体積〕 立体をx軸上の点xにおいて、x軸に垂直な平面で切ったときの切り口の面積をS(x)とする。 この立体のa≦x≦bの範囲における部分の体積Vは V=∫(a→b)S(x)dx よって、この問題の場合には、x軸に垂直な平面で切ったときの切り口の面積がxの関数として表されるので(断面積がxの変化に伴って変化するので)、体積は上式によって求められます。 これが、積分というものです。 なお、着眼点として、「切り口の面積S(x)が、xの簡単な式で表さるように座標軸をとることが大切」とあります。
お礼
x軸に垂直な平面で切ったときの切り口の面積がxの関数として表されるので(断面積がxの変化に伴って変化するので)、は覚えておきます。ありがとうございます。
お礼
断面図の面積と高さによって、求める立体の形が変わるか考えるのは、新鮮でした。これからは、立体図形の形を考慮したいと思います。