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ブロック線図等価変換:加え合わせ点が移動
- 「演習で学ぶ基礎制御工学」という本で、図4.11のブロック線図の等価変換方法について理解できない部分があります。
- 特に、図4.11で負のフィードバックの加え合わせ点がG1と「H1」の間にあったのに、(d)ではG1と「G2」の間に移動しているように見えるため、この変化について説明がないか知りたいです。
- 投稿すると画像が圧縮されるため、画像が正しく表示されるか心配です。どなたか詳しい方にご説明いただけないでしょうか?
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>ただ、そのH1の負の影響がG1-H1間ではなく、G1-G2間の加算器に出ているのが理解できていません。まぁ、G1-H1間の引き出し線に正とか負は付けられないんでしょうけど、H1の負の影響がG1を通り抜けてしまっていい理由が分かりません。この部分を説明して下さいませんか? 一見して、Y から G1 の出力端までの伝達関数は -(H2*G1) 。 「H1 の負の影響がG1を通り抜けてしまっていい」と思われます。
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- info33
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R=0で, 入力がDのみの時の等価回路の考え方。 1) R-G3-加算器プラス端子の経路は, R=0なので加算器への入力=0 ゆえ, 削除 。 2) H1-加算器マイナス端子の経路は, H1-マイナス1倍増幅器-加算器プラス端子の経路に等価変換する。 3) H2-マイナス1倍増幅器-加算器プラス端子の経路における加算器は 1入力ゆえ, 加算器を削除して, H2-マイナス1倍増幅器- をG1 直結する経路に等価変換する。 4) H2-マイナス1倍増幅器-G1-加算器プラス端子の経路における マイナス1倍増幅器とG1 の位置を交換する等価変換をする。 5) H2-G1-マイナス1倍増幅器-加算器プラス端子の経路における マイナス1倍増幅器を加算器プラス端子に組み込んで加算器マイナス端子に変更する等価変換をする。 6) 以上の等価変換をまとめると図4.12 (d) のD入力負帰還等価ブロック線図が得られる。
お礼
丁寧に説明して下さって、ありがとうございます。しかし、「マイナス1倍増幅器とG1 の位置を『交換』する等価変換をする」の『交換』がなぜ出来るのか、がここからは読み取れませんでした。ただ、マイナス1倍増幅器という考え方をするのは勉強になりました。ありがとうございました。
- 178-tall
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錯誤の訂正。 図4.11 にて、「G3」の入力信号 = 0 という想定ですネ。 ならば、図4.11 の左側の加算器の出力は、「H1」から入力される信号だけとなる。 …だとすれば、図4.11 から R → G3 → 加算器 を除去した図4.12 (d) になりそう。
お礼
ご回答ありがとうございます。 なるほど、どうせ加算器があっても、入力がH1からだけなら0 - H1 = -H1になるので加算器を除去しても同じことですね。ここまでは理解できました。ただ、そのH1の負の影響がG1-H1間ではなく、G1-G2間の加算器に出ているのが理解できていません。まぁ、G1-H1間の引き出し線に正とか負は付けられないんでしょうけど、H1の負の影響がG1を通り抜けてしまっていい理由が分かりません。この部分を説明して下さいませんか?
- 178-tall
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図4.11 にて、「G2」の入力信号 = 0 という想定ですネ。 ならば、図4.11 の左側の加算器の出力は、「H1」から入力される信号だけとなる。 …だとすれば、図4.11 から R → G3 → 加算器 を除去した図 4.12 (d) になりそう。
お礼
なるほど、-(H2*G1) と考えればいいんですね。納得です。この考えは他にも応用できそうです。ありがとうございました!