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なぜ横書き左開き縦書き右開きなの?
こんにちは 本って大抵、文字が横に書かれていると左に開き、縦に書かれていると右に開くようになっていますが、これは何故なのでしょうか?
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ANo1です。 「伝統的にそうなっている」では「何故なのか」の回答になっていませんね。 縦書きが右綴じ、横書きが左綴じなのは「目線の流れ」が「何故なのかの理由」です。 洋書の場合、目線は左ページの(1)の行から始まって、(2)、(3)と流れて行き、(20)の行の行末の※から、右ページの(21)の行頭の※に流れます。 洋書(横書き) =====左ページ===== =====右ページ===== (1)---------- (21)※--------- (2)---------- (22)---------- (3)---------- (23)---------- (略) (略) (19)---------- (39)---------- (20)---------※ (40)---------- なので、左ページが手前のページ、右ページが次ページになります。つまり「左綴じ」で本を綴じる事になります。 和書の場合、目線は右ページの(1)の行から始まって、(2)、(3)と流れて行き、(20)の行の行末の※から、左ページの(21)の行頭の※に流れます。 和書(横書き) =====左ページ===== =====右ページ===== 40 39 38 (略) 25 24 23 22 21 20 19 18 (略) 5 4 3 2 1 | | | | | | | ※ | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | ※ | | | | | | なので、右ページが手前のページ、左ページが次ページになります。つまり「右綴じ」で本を綴じる事になります。 このように「目線の流れ」に合わせて本を綴じると、和書(縦書き)は右綴じ、洋書(横書き)は左綴じになります。
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- f272
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文字が左から右に書かれているとき,最後の文字は右側に来ますからその次は右をめくったところにあるのが自然です。つまり左側を閉じていることになります。しかし横書きでも文字が右から左に書かれているときであれば結論が逆になって右側を閉じていることになります。実際にアラビア語やヘブライ後の本は右閉じです。 文字が縦書きのときは右から左に行を送ります。このとき最後の行は左側に来ますからその次は左をめくったところにあるのが自然です。つまり右側を閉じていることになります。こちらも行送りが日本語とは違うような文字体系だと結論が変わります。モンゴル文字によるモンゴル語は左から右へと行を進める縦書きですから左側を閉じるのが自然です。
お礼
回答ありがとうございます。 書かれている言語によっても、開き方が変わってくるのですね。
- nagata2017
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昔からの習慣が続いている。 それだけの理由です。 日本では昔は毛筆で書いていた。 紙から手が離れている状態で書く。 西洋では ペンで書いていた。 手は紙の上にのっている。 右から横に書くと先に書いたインクをこすってしまう だから左から書く。 そうすると左から開くほうが読みやすい。
お礼
回答ありがとうございます。 使う筆記用具の違いによって、開き方が違うのですね。
- chie65536(@chie65535)
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和本(和綴じ)は伝統的に右綴じです。なので、和本の流れを汲む縦書きの本は右綴じ(左に開く)で綴じられています。 洋書(洋綴じ)も伝統的に左綴じです。なので、洋書の流れを汲む横書きの本は左綴じ(右に開く)で綴じられています。
お礼
回答ありがとうございます。 昔からそう決まっているのですね。
お礼
再びの回答ありがとうございます。 自然に読み進められるように考えられて、今のようになっているのですね。 とても分かりやすい解説、ありがとうございます。