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憲法
憲法 って、アメリカから押しつけられたものなのか、自国が作り上げたものなのか、どっちなのでしょうか? 第二次世界大戦後にアメリカから押しつけられたというのが定説ですが、そうじゃないという法律家もいます。 いったいどちらが正しいのでしょうか? 今まで勉強してきた感じでは、どう見てもアメリカに押しつけられたらようにしか思えません。 大日本帝国憲法から日本国憲法になるまで侃々諤々の熱い議論があったというのは想像に難くないことですが、もしかしてその議論の中でアメリカが日本に譲歩し、日本の意見も加味したものが日本国憲法なのでしょうか?
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完全なる 私見 です。 このご質問、わからないのに回答させていただきます。 よろしく願いします。 僕は質問者様に賛成です。 確かに日本国憲法最終案は GHQ案 に沿ったもの なんだけど その GHQ案 そのものが、日本側との折衝の中で生まれた。 と考えています。 むしろ 日本側の案が、ずいぶん取り入れられているような? 1、アメリカに押しつけられた 2、一緒に作った 3、天皇制の継続・戦争放棄・国民主権などの概念は 日本が出して、アメリカは付け加えた いろいろ考えられるけれど アメリカが作り、押し付けたものだから 私たち日本人、自らの手で作り直そう! というのが、どうもしっくりきません。 僕はわかっていないので、しっくりこないのか!?
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- hue2011
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これはアメリカに押し付けられたものです。それ以外の何物でもありません。 戦争をして、特攻隊だとか玉砕だとかとんでもないことにうんざりしたマッカーサーが、軍備を放棄させるのが第一で押し付けたんです。 ただ、さすがにこのときも、「自衛まで禁ずる国家があるもんか」という意見を言った人間が米側にいました。それで内部でうーん、と思ったらしいですがね。 あとは、天皇を廃止すると生き残りの日本人たちがまた玉砕攻撃をしてくる危険があるから残したんですね。譲歩というのはそれだけでしょう。 ところがこれがアメリカには不利になった。 朝鮮戦争が勃発したんで、占領国の日本にも協力させたいけど、何せ軍備がない。 吉田茂は「だって憲法9条が禁じるんだもん。あの憲法は自分らが決めたんじゃなく合衆国から提案されたのを合意したんだから責任ないんだもん」と言い張って拒否した。 で、憲法を改正させ、軍備を持つようにさせようとしたんですが、吉田茂が敗戦国のバカな首相というのを演じきって知らぬふりをしたんです。これは偉かった。「だって負けたんだもん」「9条あるし」 仕方がないから警察予備隊という名前で武器をもつ集団を許可し、国内の反乱取り締まりなんかにすることまでは合意させたけど、「9条だもん」がずっと日本の平和を守ってきたのです。自衛隊が軍隊だとすると違憲だけど、警察予備隊と言う名前だったらごまかせると米軍も考えて許したんですね。 だけど、「軍隊じゃないもん」でこの時も逃げきった。 スジとして、押し付けられた憲法のもとで暮らす国家は意味がないから自分の独自の憲法ということを考えよう、と言って発足したのが自由民主党です。 この時代はまだ旧軍人たちも生きていましたし再軍備を目指した人間もまざっていたと思います。 しかし「9条だもん」のおかげで、日本はベトナム戦争にも協力しないですみました。だからこの条文の有効性はみなしみじみ知っていた。 憲法改正というのがもしやられた場合一番心配なのがこの9条ですから、この憲法は押し付けではなく日本の意志もあったんだといいたい学者がでてきて、そういう連中が「押し付けられたもんじゃない、相談しただけだ」と言いたがるんです。だけど、自分の意志で作った憲法で9条があるわけがないじゃないですか。 日本人は忠臣蔵好きなんですよ、蘇我兄弟好きなんですよ。 これはいうまでもなく「押し付けられた憲法」なんです。だけど日本人は転んでもただは起きない。ちゃっかり9条を盾にして他人の火事をねたに経済成長をやってのけたんです。
お礼
ありがとうございますm(__)m やはり玉虫色の議論なんですね。 外部の人間に憲法制定の経緯など知る由もないことですから。 ただ国家として自立するのは然るべき姿である。 これはどこの国にも言えることだと思います。 日本はこの憲法のせいでアメリカの舎弟のように思われてしまうのが何とも歯がゆいです。 憲法問題と日米安保問題は、早くスッキリさせたいですね。