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炭化カルシウムからアセチレンガスの反応式
消防試験研究センターのホームページに、次のような過去問題が例示されていました。答は(5)らしいのですが、解説がないので、化学が苦手な自分にはお手上げです。反応式はどのようになるのでしょうか? [問題] 不純物を含む炭化カルシウム100gに多量の水を加えて発生させたアセチレンガスの量は、標準状態(0℃、1気圧)で30lであった。この炭化カルシウムの純度として最も近いものは、次のうちどれか。ただし、原子量はCa=40,H=1,C=12とする。 (1)30%(2)64%(3)70%(4)81%(5) 86% よろしくお願いいたします。
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noname#231363
回答No.1
炭化カルシウム(カーバイド)に水を加えてアセチレンを発生させる反応は、次のようになります。 CaC2 + 2H2O → C2H2 + Ca(OH)2 発生させたアセチレンC2H2の物質量は30/22.4molであるから、反応した炭化カルシウムCaC2の物質量も30/22.4mol 炭化カルシウムCaC2の分子量は40+12×2=64であるから、この30/22.4molの質量は64×30/22.4≒86g 不純物を含む炭化カルシウム100gのうちの約86gが反応したのであるから、純度は約86/100×100=86%であり、答えは(5)
お礼
そうですか。なるほど。見事な解法ですね。実にいい勉強になりました。ありがとうございました。