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COGにおけるACF熱圧着条件とは?|ACFバインダの硬化とは?
- COGにおけるACF熱圧着条件やACFバインダの硬化について教示します。
- ACFのバインダは、熱量で硬化するものです。温度に達した瞬間に硬化は完了しません。
- ソニーケミカル製ACFを使用する際に、常温から190℃に達する時間に注意が必要です。硬化には最低5秒必要です。
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基本的には 1) 実際には、190℃付近にまで急激に温度を上げて それから時間を掛けて220℃程度までランプして冷却です。 温度プロファイルは信頼性の要なので メーカーは推奨条件を出しているはずですので問い合わせ要です。 メーカー指定通りにやれるならば(熱電対や赤外線でモニター可) 反応率とかを気にする必要はないです。 大体の半導体製品は175℃以上の温度条件は限定的にしか許させていないので あまり自由に温度プロファイルが設定できるものでもなかったりします。 >装置があっての話なら簡単といえそうですが 実験だと簡単ですが、実機のLCM実装装置だとたぶん測れないです。 COGのプレヒート基板に穴を開ければ測れるのかな?
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とりあえず追記だと埋もれそうなので再出で >しかし反射という方法もあるようですが いつもの方に対するのに比べて質問の切り込みに切れがない気がw 表面分析ではなく内部成分構造の分析をしたいのでしょう? だったら反射じゃ無理(だと思う。最初から検討してないw) またこの製品は2層構造になっていて上部のフィラーが先に軟化して ダイ下部の空間充填やチップサイドの充填を担う構造だと推測されるので どちらにしろ反射では本来のバインダー硬化評価は無理なんだと思います。 あと分光で吸収ピークを見るためには連続光が必要でスポットの絞りやすい レーザー光源じゃダメというのもありますしね。 (対物レンズとのスパンを5~10mm以上離さないといけないので 安い解析装置じゃ無理じゃないかな。) ただ、質問者さんの言っているのは 「自動車のエンジンは回るけど前に進まないのでエンジンの馬力を調べたい」 と言ってるのに等しい感じがします。 先ず自分の製造装置で温度プロファイルが正しくできているか検証すること。 もしそれは正しくて硬化不足なら「上手く硬化せんぞゴラァ」と メーカーに責任取らせるべきことだと思います。 質問者さんへ、 もちろんご存知だと思いますが、ACFの常温での放置寿命は短いですよ メーカーの保管寿命および基板貼り付け後の実装までの時間に関する ガイドラインも守っているか確認してくださいね。 >だから原理的には測れそうな 原理的には測れますけど、 測定結果が表面からどれくらいの深さまでを反映してるか判らないですよ 分析結果としての信頼性はゼロに近いです。本当に測っただけの結果。 LCM実装なんで、多分硬化エリアは 0.3~1mmx30~50mm程度かな その全域が均一に硬化して無いといけないんで製造の最初にやるべきは 温度プロファイルの検証であって、 硬化プロセス検証は材料屋さんに任せないと袋小路に入る可能性大です。
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アドバイス有り難うございます。 ご指摘通りです。チャンと温度を確認した後の話ですね。 ACFメーカーに問い合わせてみたら、“自社のACFをご使用 のお客様であれば、現品を頂き、FT-IR分析対応致します” との事でしたので、プロファイル確認の後、疑問があれば ACFメーカーに依頼します。 有り難うございました。
>ACFの反応率を簡単に確認する方法はないでしょうか フジクラ http://www.fujikura.co.jp/00/gihou/gihou99/pdf99/99_07.pdf FT-IR顕微鏡透過法 図6、7 赤外線吸収スペクトル測定 装置があっての話なら簡単といえそうですが 回答(1)はスルドイ!、、、、たしかに透過は難しい しかし反射という方法もあるようですが http://www.brukeroptics.com/ftir-microscope.html?&L=11 http://www.mrc.miyazaki-u.ac.jp/301.htm 赤外分光法は、分子振動エネルギーに相当する赤外線を資料に照射し、その透過光あるいは、反射光を分光して得られるスペクトルから化学種の構造、状態に関する情報を得る最も汎用性の高い分光法の一つである。 だから原理的には測れそうな、、、実際は? 多分身近に有ったはずが経験無
お礼
細かいアドバイス感謝します。 FT-IR分析。安価な測定方法は内容ですね。 探してみましたがマシンは所有していないです。 島津、日本分光、何れも高価なので、先ずは、 温度プロファイル確認をします。 有り難うございました。
お礼
目的の温度までの時間は短くする事が重要と言うことですね。 再度、実温を測ってみます。 アドバイス有り難うございました。