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桃太郎を告訴
昔むかし、 桃太郎は、「私的な判断で鬼を悪と決めつけ」・・ポイント1、 配下に加えた犬猿雉と共に暴力による攻撃を実行。 「その財産を奪い去り私有物としました」・・・・ポイント2。 正確な年代は特定されていませんが、鬼が人々に 実害を与えていた時代背景から想像すると平安時代じゃないかと思います。 当時の法律でも、上記のポイント1および2は非合法 なんじゃないかと思いますが、いかがでしょう。 (21世紀、超大国には桃太郎のようなリーダーがいて、似たようなことをしてますが、こちらは一応法的手続には問題ないようですが・・・。) 因みに全然困ってませんので、ユニークな回答をお願いします。
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>平安時代は、統一国家とはいえ地方の私闘を規制 >するまでの力は国家にはなかったのでしょうか? この先は歴史の勉強となりますが、平安時代の初めに 桓武天皇が蝦夷征伐のあと、常備軍を撤廃させてしまった ため、朝廷は軍事力を無くしました。 軍隊は平時においては治安力も兼ねますから、当然ながら 地方の治安は悪化します。 当時の開墾地主たちが武装して武士となったのも、 国家の治安力をあてにできなかったからという事情も あります。 さて地方の開墾地主が武装して自衛したわけですが、 国家の抑えがないため、武士どうしの利害が衝突すると、 そこで彼ら同士の私闘となるわけです。 その大規模なものが、平将門の反乱だったりするわけです。 ちなみに、平将門の反乱を鎮圧したのも、武士の武力 によるものでした。 >私有財産を保護する力も国家にはないので、鬼の >財産を勝手に奪い去っても、強い者勝ちなんですね。 伝聞ですが、前九年の役・後三年の役で得た財物は、 勝利者である源氏および関東武士たちの戦利品となった とか。(この箇所、自信なし) たとえば、砦を包囲されて降伏しようとしてきた敵を、 降伏を許さずにわざと砦に追いやったりしたそうです。 (砦が陥落すれば、その後は略奪し放題となるから)
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- gokuh_
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> 当時の法律でも、上記のポイント1および2は非合法なんじゃないかと思いますが、いかがでしょう。 という点で本当に非合法なんでしょうか? 非合法と言うからには「私的な判断で鬼を悪と決めつけはならない」「私的な判断で鬼に暴力をふるってはならない」「鬼の財産を奪って私有物としてはならない」という法が存在して初めて非合法と呼べるのでは? 現在でも悪意のある行為であっても法で規制されていないが故、警察などでも取り締まることができず、被害が蔓延してから、やっと法律ができて規制が始まる物事も少なくありません。 桃太郎の時代、上記の法が施行されていなければ決して非合法行為とは言えないかと思います。 また、裁判などで法律に照らし合わせられない場合、現状・慣習などを考慮に入れる場合があります。 その場合はどうでしょう? 当時、鬼は調伏すべき存在だった様です。 鬼や魔物は、姿が見えた、気配がしたというだけで、降魔・調伏と朝廷さえも率先して退治にかかりました。別段、鬼に事情聴取したり裁判調停を行った記録も無いようですし。 つまり現状・慣習に於いても「鬼=調伏すべき存在」と一般大衆が判断しても何も咎められないものではないかと推察されます。 従いまして上記のポイント1および2は非合法と思われず合法的な行為であったと思われます。 現在の法に照らしたとしても現行法の施行前の罪は問わないのが原則ですから、やはり無罪でしょう・・・。
お礼
というわけで、専門家一人を含む陪審員による審議の結果、桃太郎は無罪となりました。 控訴したい方は別の質問を建ててください。 皆様ありがとうございました。 ポイントつけられない方々に申し訳ありませんが、システムの都合なのでご了承ください。
補足
触れるべき法が存在しないのだから、合法も非合法もないわけですね。あたりまえでした。 当時は、人間は、自然に対して弱い存在だったから、動物愛護だの珍獣保護だの言った考えもない。 私が小学生だった頃は、男の子達は、青大将を捕まえて皮を剥いて遊んでいました。みんな、実は本心恐いくせに平気な顔をしてましたが、あれが鬼退治の原点なのかもしれません。
- Rinkostar
- ベストアンサー率10% (1/10)
桃太郎を告訴するなんて! 回答者Rinkostarはその名のとおり、リバプール生まれですが、 岡山県とも、ただならぬ関係があり、岡山県関係者としては、「告訴」と聞いてはだまっておられませぬ。 (という岡山県人のメンタリティを知ってもらいたかったのです) すでにANO.#3さんから回答が出ていましたが、桃太郎のモデルは吉備津彦命です。 吉備津神社はJR吉備線で岡山から4駅めの「吉備津駅」下車徒歩5分ほどです。 ぜひいってみられー(←岡山弁)
お礼
鬼より珍しい桃太郎の専門家に敬意を表して10ポイント
補足
そういえば、岡山の名産は桃ですが、あれは、桃太郎が先なのでしょうか、桃が先なのでしょうか? 桃が先だとしたら、今日にはマスカット次郎が誕生してもおかしくないと思います。 日本人をさらっていたことが判明した金太郎を成敗に行くとか。愛犬ポチもヤブの陰から声援を送ることでしょう。
- cse_ri2
- ベストアンサー率25% (830/3286)
平安時代を前提にしますと、きわめてユニークな武力 抗争事件が実例としてありますので、それをネタにして 考察します。 ・刀伊の入寇 海を渡って九州に侵攻してきた女真族を、大宰府の 権帥(ごんのそつ)の藤原隆家が、九州の武士を率いて 戦い、撃退します。 しかし当時の朝廷は、なんのかんの理由をつけて、 奮闘した藤原隆家と九州武士たちに何の褒美もやり ませんでした。 ・前九年の役 東北地方の安倍氏の起こした反乱を、源頼義らが 鎮圧します。 いちおう朝廷の命で行ったため、関係者には褒美が でました。 ・後三年の役 安倍氏のあと、東北地方で勢力を伸ばした清原氏の 内輪もめに、源義家が介入します。 しかし朝廷の命令とは関係なしに戦争したため、朝廷 からの褒美は出ませんでした。義家はやむを得ず、 自腹を切って部下に褒美を与えます。 つまり、敵(鬼)がやってきたのを撃退したにせよ、 こちらから出向いて征伐したにせよ、朝廷の命令がなけ れば、ただの私闘扱いだったということです。 上記の歴史的事実から推察すると、仮に桃太郎が平安 時代にいたとして、自分の判断で鬼が島征伐を決行した にせよ、当時の中央政府である朝廷からは何の沙汰も なかったということが、推測できます。 ただし武力行使がお構いなしだとしても、朝廷に対する 反乱だけは別で、平将門のように討伐対象となります。
補足
平安時代は、統一国家とはいえ地方の私闘を規制する までの力は国家にはなかったのでしょうか? 私有財産を保護する力も国家にはないので、鬼の財産を勝手に奪い去っても、強い者勝ちなんですね。
- nekodaisuki_0802
- ベストアンサー率0% (0/1)
桃太郎は近所の人たちが鬼の噂をしている(みんなが困っている)という話を聞いて、旅に出たと私はどこかで読んだ記憶があります どこかはわすれましたが… だから「私的な判断で~」には当たらないと思うのですがどうでしょう? もともと吉備津彦が西へ製鉄技術を奪いに行ったのを伝説化した、という話のほうが信憑性ありそうですけどね(笑 赤ら顔の技術者と製鉄技術=鬼と財宝。 猿、鳥、犬=申、酉、戌で西の方角を示す干支。 できすぎてますよね?(笑
お礼
追加の思いつきですが、鬼は鬼門の丑寅か?
補足
「猿、鳥、犬=申、酉、戌で西の方角」ですか。 気づかなかったけど、鋭い分析だと思います。 あのあたりの古代製鉄技術というと、出雲の辺りですか? 鬼も連行された後は重宝がられただろうから、 以前いただいた回答の子供たちと遊んだってのは あながち21世紀の作り事ではないのかもしれません。
- yahuna
- ベストアンサー率43% (13/30)
こんにちは。暇ですから書き込みます。 まず、ポイント1ですが、no3さんが仰る通り、桃太郎のモデルは太古の人で、本邦初の法律と言われる聖徳太子の17条憲法のはるかに昔のお話です。よしんば実は平安時代の人だとしても、下層の民を紛争行為で罰する法はないですね。おばあさんが、捨て子を拾って、養子にしたとして、爺さん・婆さんの生活背景を想像するに、貴族でも武家でもなさそうですね。 次にポイント2ですが、私的財産保護をうたった法律は近代フランスにおいて初めて明文化されています。少なくとも我が国では、明治以降です。民事的には不法行為ではないでしょう。 刑事的には、盗人として裁かれるかもしれませんが、ポイント1と同じく、彼らの時代と身分的な推定で、私は無罪と考えます。下民は無視して遊び暮らすことが貴族の仕事でしたから。 余談ですが、鬼っていうのはやっぱり外国人か、少なくとも文化圏が違う人だったのでしょうね。たまたま、近海の島に漂着した外国人の集団だったとしたら、気の毒です。 きっと、犬猿雉ってあだ名かなんかの下僕を連れて、皆殺ししたのかなぁ?
補足
そういえば、同時代(じゃないんだっけ?)の 前九年・後三年の役は共に地方で繰り広げられた 私的な戦いでしたが、勝った人も負けた人も 「犯罪者」ではないですね。
- nozomi500
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>あれは桃太郎を祭ってるんですか? というより、地元のヒーローが異民族を打倒した話が後世に「昔話」として伝わった、というのが正しいんじゃないでしょうか。 勝てば官軍、というのがあって、たとえば坂上田村麻呂だって侵略者に違いない。 21世紀の桃太郎さんは、国連憲章からいえば違法ですよ。 自分が常任理事国だから好き勝手してますが。
補足
力を持った無邪気な正義。 危険ですよね。 新撰組もある意味これに近いか? 超大国の桃太郎さんは、 昔あるところに・・・の話ではなく、 今現在のこの瞬間も・・・ですから。
- miho3080
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うろ覚えで恐縮ですが・・・。桃は中国古来からの若返りの薬か不老長寿の薬とされていて、おじいさん、おばあさんが桃を食べたことによって身体が若返り、子供ができたと本で読んだことがあります。 また、昔話に出てくる鬼はNO.3の方がおっしゃってるように外国人をあらわすことが多いです。東北の日本海側に残されてる昔話に鬼がよく登場するのは、海賊とかが外国からやってきたからと聞いたこともあります。 犬・猿・キジに例えた家来と一緒に、侵略者(強奪者)と闘って宝物を取り戻すというお話だから、桃太郎は悪くないと思うのですが・・・。 ちなみに最近の子供向けの絵本では、鬼は反省して村の子供達と遊んだり、桃太郎は村の人たちに宝物を分け与えたりしてる本もあるんですよ。私はそんなの納得いかないけどね。
補足
それがポイントの一つかも。 2004年では桃太郎は「融和策」を好んだことに なっているですか。 歴史が改ざんされると言うことは、やっぱり、何か 後ろめたい気持ちがあるに違いない。 現在の価値観に照らし合わせての話ですが。
- tosiki
- ベストアンサー率23% (34/145)
問題は、祖父母が子供に刀を買い与えた事です。 主犯桃太郎はまだ未成年であり、善悪の判断能力は完全でなく、祖父母に「鬼は悪人である」という間違った知識を植え付けられた。 また、犯行に及ぶと公言すると制止する所かキビ団子 という経済援助まで行って犯罪を幇助した。 キビ団子と言う経済援助が結果的にキジ、猿、犬 による集団暴行に発展した。 その手口は悪質であり、気づかれないように家屋に侵入し、有無も言わさず切りつけ、そこにいた数十人を あっと言う間に惨殺した。 その後、財産を奪い、逃走した。 悪いのは保護者です。 これが犯罪の
補足
本件は子育て問題にまで根のある深い話なんですね。 老いて授かった子は特に可愛いといいます。 過保護による非行説。よって、保護者に責任がある。
- zero-fighter
- ベストアンサー率30% (155/507)
(桃太郎:人間編) 訴状(質問)では明らかではないが、その場合養父母について精査する必要がある。 1.桃太郎が生まれるときから「おじいさん」「おばあさん」と呼ばれていた以上、相当高齢である 1.1年代を考えても高齢出産は無理であろうから、二人の子どもである可能性は低い 2.また前日まで妊娠の兆候が見られない「おばあさん」が、産婆も呼ばずに出産したということが隣家に把握された場合、当然誘拐などの罪に問われることとなる。 3.しかるに、そのあたりの情報がないことを勘案すると、この「おじいさん」「おばあさん」は庄屋、もしくはそれに極めて近い間柄であったことが推測される。 4.さて、桃太郎が「鬼退治に行く」と宣言した際、おばあさんは黍団子作りというアリバイがあるが、おじいさんは何をしていたのか。当然、庄屋としての判断、もしくは庄屋に判断を仰ぎに行った可能性が高い。 5.日本において統一国家と名実ともにいえるのは江戸時代からであって、それまでは各地区ごとに相当の自治が認められていたと思われる。当然、そこには自警活動なども含まれていたと解釈するのは自然である。 6.となると、一見、個人の暴走のように思われる行為ではあるが、出発の直前、庄屋からの許諾を得た「公権力の行使」にあたる可能性がある。 7.そうであるのなら、桃太郎の侵略行為は、鬼が人間として扱われるかどうかも不要で、完全な合法であると考えられる。
補足
なるほど、桃太郎の物語は自治集団による 自衛行為であった。 金銀財宝に関しても、奪われていた自分達のものを 取り返したと言うことですね。 今日の日本国憲法に照らし合わせてさえも、何ら後ろめ たくいことのない、立派な合法。
- zero-fighter
- ベストアンサー率30% (155/507)
本件の被告は桃太郎、犬、猿、雉、そして桃太郎のその養父母である。 まず、犬猿雉においては、人間ではないため、これに罪を問うことは出来ない。 また、桃太郎も「桃から生まれた」ということは、植物の一種であり人間ではありえない。よって、桃太郎と称する植物においても、これに刑を処すことはできない。 さて、問題は養父母である。 この場合、鬼が、鬼と称する人間である場合、もしくは人間とみなしうるかという点がポイントとなる。 もし、仮に、鬼が人間とみなせない場合、これは無罪である。 しかし、鬼が人間とみなしうる場合、養父母は自分の飼い桃である桃太郎が鬼に危害を与えることを予測しえたにも関わらず何も手を打たなかったということになる。この場合、桃太郎の飼い主たる養父母に過失致死罪が適用される。
補足
桃太郎には、実は、お爺さんが山で種を撒いている間に、お婆さんの「桃」から・・・ という噂があるとの事。 もしこの噂が真実であれば彼は人間。 あるいは、異論もあるようですが、時代が平安時代 だったとすると、同時代に、同じような植物系生命体 に、かぐや姫があります。 こちらは、時の帝から求愛を受けていることを考えると、 この手の生命体は、人間として認められていたと思われます。 いづれにせよ、彼は、鬼が人間であれば有罪ですね?
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お礼
ふざけた質問でしたが、学校の歴史では学びきれなかった平安時代の様子がちょっと見えた気がしました。
補足
なんと、軍事力を持たない政権ってのが、わが国にあったのですね? 改めて指摘されると確かにそうですが、日本の皇室の系統が世界史では異例に長い期間継続しているのは、このあたりに秘密がありそうな・・・ 桃太郎とは関係ありませんが。