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桃太郎について
桃太郎は何を言いたいのかしら? 登場人物と意味を 教えて頂けませんでしょうか? 皆、ちょこっと登場しては きび団子を要求します 彼らの働きと目的その裏にある・・・ 結局が何が言いたいのかしら? 識者様教えて頂けませんでしょうか?
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桃太郎って勧善懲悪として語られることが多いですね。 人間をいじめて困らせる悪い鬼を,旅で信頼する仲間と出会いつつ,退治しに行くお話。 そして,持ち帰った財宝で育ての親に感謝の念を表す。 この悪い鬼。戦前戦中には「鬼畜米英」の象徴に使われたりしています。 桃太郎達を見習って,親に忠義を尽くし,悪の権化である鬼へ立ち向かえと。 ただ,きび団子を恵んでくれと言った犬猿雉に対して,対価として一緒に鬼退治に行くならあげようと言っている。 これって実は資本主義の隠喩なのかもしれません。 また,別の見方をすると桃太郎の評価は180度変わります。 福沢諭吉が教訓集『ひゞのをしへ』の中で,桃太郎を痛烈に批判しています。 少し長いですが,Wikiの口語訳の部分の引用です。 ===引用=== (桃太郎が鬼ヶ島に行ったのは宝を獲りに行くためだ。けしからんことではないか。宝は鬼が大事にして、しまっておいた物で、宝の持ち主は鬼である。持ち主のある宝を理由もなく獲りに行くとは、桃太郎は盗人と言うべき悪者である。また、もしその鬼が悪者であって世の中に害を成すことがあれば、桃太郎の勇気においてこれを懲らしめることはとても良いことだけれども、宝を獲って家に帰り、お爺さんとお婆さんにあげたとなれば、これはただ欲のための行為であり、大変に卑劣である) http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A1%83%E5%A4%AA%E9%83%8E ===引用以上=== 福沢諭吉にかかると,鬼ヶ島の英雄も極悪卑劣な強盗殺人犯になってしまう。 他にもWikiには鬼退治が暴力的だから「話し合い」に変えたとか,「桃太郎」という名前が社会的抑圧の象徴だから「桃子」にしちゃった人がいたとか。 信憑性はともかく,桃太郎にこんなに多くの解釈が存在するとは思いませんでした。 ちょっと前置きが長くなりましたが,それぞれの登場人物の意味について考えてみます。 これについても色々な説があるようです。 それぞれ ・儒教,風水的隠喩 十二支を数えると,申(さる)酉(とり)戌(いぬ)が並んでいます。 そして,十二支をぐるりと○く並べて方位と時間を表すのに使います そして,丑寅の方角は「鬼門」と呼ばれ不吉な方角・時間だとされています。 ちょうどその反対側に位置するのが「申酉戌」であり,鬼退治に行く桃太郎のお供に縁起が良かろうということになったと。 余談ですが,鬼たちはそれぞれ牛の角を生やし,トラのパンツを履いてたりします。 ・吉備津神社の縁起 桃太郎の原点となったのが,岡山県岡山市にある吉備津神社の縁起だとされています。 縁起というのは,各お寺や神社の起こりを示した伝承です。 で,その伝承『温羅伝説』が桃太郎の原点ではないかとされています。 この話を簡単に記すと以下のようになります。 異国から吉備の国に空を飛んできた者がいた。 その者は体格が大きく,元百済の王温羅(うら)であると名乗りました。 そして山城を築き悪行のあらん限りを尽くします。 そこで朝廷から五十狭芹彦命(いさせりひこのみこと)が派遣されました。 彼は,犬飼部の犬飼健命(いぬかいたけるのみこと)、猿飼部の楽々森彦命(ささもりひこのみこと)、鳥飼部の留玉臣命(とめたまおみのみこと)という三人の家来を引き連れていたとされます。 言うまでもなく,それぞれ犬・猿・鳥ですね。 まぁ,これにも異説が存在しますけど。 ではでは、参考になれば幸いです。
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- あずき なな(@azuki-7)
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桃太郎が悪で鬼はかわいそうと言うことです 何の罪も無く鬼が島で平和に暮らしてる鬼が ある日突然やってきた桃太郎一行にボコボコにされるんですよ? 正史の桃太郎では鬼が悪さしたという描写は1行も書かれてません なのに… 正義とという仮面をかぶった悪の化身 それが桃太郎です
- mm058114
- ベストアンサー率30% (102/337)
村人から奪った宝物(家財?)を、桃太郎が奪回に行く。 そのシモベとして、きびだんごで、つる。 鬼を退治して、家財を村人に返却する。 悪者を退治する英雄を、まつる話しだった気がします。 動物は、何故選ばれたかは不明・・・ でも、ロプロス、ポセイドン、ロデムは、桃太郎をパクったのでは・・・
- williumblake
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教訓とかではなく、史実が基になっている、と聞いたことがあります。 渡来人の流れを汲む「温羅(うら)」なる豪族衆が、岡山の鬼城山に拠点を構えて一帯を支配していた。 ここに大和朝廷が支配の手を延ばすにあたり、地元に関係する「吉備津彦命(きびつひこのみこと)」を総大将として、地元の地方豪族から軍勢を集め、軍団を結成して温羅を滅ぼし、大和朝廷の支配を決定付けた、というものらしいです。 豪族衆の中に犬飼氏という衆があり、このことから犬、猿、雉とは当時の地方豪族のことであるとされています。 つまり桃太郎は全国平定を成し遂げようとする大和朝廷。 犬猿雉はそれに賛同し協力する地方豪族。 吉備団子は、大和朝廷が豪族らに対して行う「領地安堵」の約束と、結束して共通の敵を誅滅することの褒美。 鬼は朝廷の全国平定を妨害しようとする、大陸の息のかかった勢力。 「君も大和朝廷に参加して悪いやつをやっつけよう!」 「大陸の息のかかった連中を追い出して日本の自主独立を達成しよう!」 ということではないでしょうか。
- chiha2525
- ベストアンサー率10% (245/2384)
桃太郎というと芥川龍之介の有名な小説があります。 http://www.aozora.gr.jp/cards/000879/files/100_15253.html 何を言いたいのかを、非常に分かりやすく書かれていた記憶があるので、読んでみてください。
お礼
有難うございます。 大変参考になりました。
- hekiyu
- ベストアンサー率32% (7193/21843)
欧州から流れ着いた漂流民が悪さをした ので、英雄が退治した、という話です。 黒鬼は黒人です。 赤鬼は日焼けした白人。 青鬼は、元気のない白人。 彼らは、嵐で難破して日本に漂着しましたが 持っていた武器で、悪さをしました。 それで、村人が彼らをやっつけたのですが、 これが後世になって英雄伝説に変わりました。 つまり、移民反対ということが言いたかった 童話です。 なんちゃって。 これは、インドに古くから伝わる「ラーマーヤナ」 とシータ姫の伝説に由来したものだそうです。 「ラーマーヤナ」の物語は、古代インドで紀元前2世紀頃から数百年かけて、 作られました。 シーターの夫であるラーマ王子は、かしこく勇敢で、とても人望が厚い人物です。 彼はヒンドゥー教の神、ヴィシュヌ神の生まれ変わりだと言われています。 猿のハヌマーンは、神の化身で勇敢な戦士であり、シーター姫たちを助けます。 島に住み10の頭を持つ魔王は、シーター姫とラーマ王子の宿敵です。 ラーマ王子とシーター姫は森の中で暮らしていました。 ある日ラーマ王子が狩りに出かけた隙に、姫は魔王にさらわれて島に連れ去られてしまいます。 ラーマ王子は猿のハヌマーンの助けを得て、姫を救い出すために軍を率います。 この物語が、日本に渡来して桃太郎になった と言われています。 何が言いたかった? おとぎ話です。 勇気と知恵が大切だ、ということです。
- kyo-mogu
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桃太郎の元に成ったとされるのが岡山の話しらしい。 それと、本来の話しでは桃を食べたおじいさん、おばあさんは若返って、関係をもち、子どもを授かったと言う事らしい。 その地域の権力争いみたいなのが元じゃなかったかな。 桃から生まれたは近年の話しで、艶っぽい話しでは駄目だろうということで変えられた。そして時代によって変化しているのも桃太郎の話です。鬼を完全に懲らしめるから、今は変わっているらしいですが。
桃太郎は、吉備団子:質素な生活を持ち、犬:忠義、猿:知恵、雉:勇気兼ね備えて、鬼:悪を滅するという寓意をこめた古い教訓話です。 オリジナルでは桃の中から生まれたときは、桃太郎は大変に小さいというものでした。植物から小さな姿で出現するのは、瓜子姫、かぐや姫も同じですが、水神少童という古くからの伝承に基づいています。 流れてくる桃から誕生するのは、やはり古くから伝わる、うつぼ舟による英雄の漂着の話と関係しているようです。 なお、最初は桃太郎が結婚するくだりがあったとのことです。いつその部分がなくなったのか、それはどうしてかなどははっきりしません。 また、鬼退治という難行を、主に武士になるための通過儀礼の寓意とする説もあり、解釈はいろいろのようです。
- m41
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別に深い意味は無いっしょ? 餌もらって正義の味方について行き 悪を退治し悪人が集めた財宝を取り返す 勧善懲悪の戦隊ヒーローものでしょ? 物語の広まった時代を考えるなら 取るに足らない小物でも立派な大将に使えれば 国盗りに参加でき名も残せるしおいしい思いもできる もしくは貧乏人でも強くなれば子分を作って 戦に勝って戦利品をぶんどって優雅に暮らせるw 爺婆の立場で見るなら 才能のある子どもを授かれば その子が立身出世して楽ができる まぁ庶民のゆめ物語? あ~ぁ 息子が香川真司だったらな ってことでしょ?
- Saturn5
- ベストアンサー率45% (2270/4952)
資本主義社会では自分で働いても利益は知れてるという ことです。 安い賃金で犬、猿、雉をこき使い、機嫌良く暮らしている鬼の 居城を襲って宝をうばいとり、それを独り占めする。 そんな資本主義での生き方の教科書です。
お礼
丁寧なご説明、有難うございます。