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MRI装置に採用されるボルトの磁性値について
- 医療装置(MRI)に使用されるボルト(ねじ)の透磁率に規制はあるのでしょうか?その他、麻酔機など。また、EMCで定められている値というのは、どれぐらいになるのでしょうか?
- MRI装置に採用されるボルト(ねじ)は、透磁率に規制があるのか疑問です。同様に、麻酔機など他の医療装置においても透磁率の制限があるのでしょうか?また、EMC(Electromagnetic Compatibility)によって定められている値はどれぐらいなのか気になります。
- 医療装置であるMRIには、透磁率が重要な要素となりますが、その中でもボルト(ねじ)の透磁率はどれくらいの範囲が許容されるのかについて知りたいです。また、麻酔機など他の装置においても同様の規制があるのかも気になります。さらに、EMCによって制限されている値も把握したいです。
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Q1 医療装置(MRI)に使用されるボルト(ねじ)の透磁率に規制は あるのでしょうか?その他、麻酔機など。 A1 MRIは磁気共鳴断層撮影装置です。 磁性体の金属は、使用を避けるべきです。 また、医療全般ですが、磁気を持った物が動くや電気を通す物が磁気を 帯びた物に近付く等で、電気が発生して…電磁波…の可能性が増すので これも避けるべきです。 Q2 また、EMCで定められている値というのは、どれぐらいになるので しょうか?ex:透磁率<1.01以下 等 A2 EMCやEMIは、対象物によっても異なります。 詳細には、検査機関や認証機関で確認する方が良いでしょう。 ティフラインランドジャパン(TUV Japan )さん等々です。
一時期、短い間でしたが、医療機器の設置・整備の仕事に携わりました。 (主にレントゲン機器で、MRIも出始めの頃でした。) 1.0T(テスラ)の超伝導コイルを持ったMRIの設置工事の現場で 仕事をしたこともあります。 納品時から締結済みのボルト類は、全てネジロックやロックタイトで固着。 後から取り付けるボルトは、コイルの磁化作業の前。上と同様に固着。 やむなく磁化後に取り付けるネジ類は、ベリリウム銅のもの。 (何らかの規定があるとしたら、この辺でしょう。) 一度、磁化後に、 コンクリートドリルを持ってガントリー付近で作業をしましたが、 2m以上離れているのに、ドリルごと引っ張られて怖い思いをしました。 同僚で、手が滑りかけ、持っていたドライバーが宙を飛ぶ寸前になった者がいました。 参考にならなくて、済まぬ。
聞きかじりなので,あてにならないことですが,透磁率による規制は無さそうです。 MRI装置には強力な磁石が装備されているので,磁性体には磁気的な吸引力が 働きます。ねじがゆるんで外れたような場合,吸引力で弾丸のように飛んでい きます。このような事態を防ぐことが求められているようです。 閉鎖空間の内部に使われているようなねじであれば,仮に外れても飛び出す心 配が無いので,ある程度は認められるみたいです。 加工硬化で多少磁性を持つ可能性はありますが,SUS304のねじならばOKの判 断になるのだと思います。 大きなボルトでは,飛んでいって衝突したときのエネルギー(破壊力)が大き いことが問題。小ねじでは,見えないところに吸い込まれてしまったときに 発見が困難なことが問題らしいです。