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集中豪雨はどうして発生するのですか
今年になってから日本海側の新潟や福井で続けて集中豪雨が発生して大きな被害を出しています。また、平成12年には太平洋側の名古屋でも集中豪雨が発生しています。 ところで、こうした集中豪雨はどうして発生するのでしょうか。ある本には、「大まかにいって台風による場合と、寒気と暖気のぶつかりあった場合とがある」とありましたが具体的に解りません。特に後者は一般の夕立でも同じ気がします。(長時間豪雨になる理由が解りません) 発生後の災害についてはある程度解りますので、純粋に気象学的にお教えください。 なお、素人ですので解りやすくお願いします。
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>>寒気と暖気のぶつかりあった場合 前線による雨がそれに当たります。 寒気と暖気がぶつかると、暖気は軽いため上昇します。 上昇すると暖気が冷えて水分(雲)となり雨となります。 雨の降る場所は、暖気が上昇して上空で広がる寒気側となります。 典型的なのは梅雨の長雨です。 (太平洋側に前線があります) 梅雨末期の前線による集中豪雨はメカニズムが違うと思われます。 太平洋高気圧が強力になり前線を押し上げていきます。 寒気とぶつかった前線では急激な上昇気流となります。 急激な上昇気流=雷雨の原理と同じで強い雨が降ります。 急激な上昇気流ですので、前線近くで集中豪雨となります。 暖気の元は太平洋高気圧ですので、暖かく湿った空気をどんどん供給するので、駐中豪雨が長時間となります。 ちなみに、台風は熱帯地方で発達した湿度を十分ふくんだ上昇気流の固まりです。 陸地に上陸したり、寒冷海域に移動する急激に減衰します。
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- news_0203
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#1のnews_0203です☆ ではこちらはどうでしょうか?? http://page.freett.com/digitalsurf/kisyou.html
雨の降る原理は、#2の方の説明で良いかとおもいます。 では、なぜ1つの場所に集中してしまうのかと言われれば その地域の地形に関係してきます。 気流の流れている方向に山があれば、山に気流が当たって雨が降りやすくなります。 その場所が山に囲まれるような地形に当たると、集中して雨が降るようです。 この地形に関係して、集中豪雨になった例としては、今回の新潟豪雨では、福島県との県境付近が山になっているので、そこに雨が集中して降っていますし、 福井豪雨でも、周りが山になっていてその山に集中した形で雨が降っています。 あと、以前に発生した長崎豪雨でも、鹿児島豪雨でも、それぞれの地形に山が関係していて、集中して雨が降ります。 もしも、日本の国土に山がないと、このように雨は集中して降らないでしょうし、冬の日本海側と太平洋側の気候の違いが出ないと言われています。
- news_0203
- ベストアンサー率27% (98/352)
簡単すぎるかも・・・(笑)http://kids.gakken.co.jp/kagaku/rika/95-1.htm ちょっぴり難しく http://www.kishou.go.jp/know/typhoon/1-1.html
補足
早速のご回答ありがとうございます。 お教えいただいた「URL」を拝見させていただきましたが、いづれも台風関係です。できたら、後者の「寒気と暖気」もないでしょうか。また、台風で前線がどのように刺激されると局地的になるのかも解ればありがたいです。