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スタッド溶接について
- スタッド溶接についてのお悩み
- スタッド溶接での電気亜鉛メッキ鋼板の熔けこみの問題
- スタッド溶接での熔けこみ改善のアドバイス
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はじめまして。福島の板金屋の者です。 >冷延、SUS、はホドホド良好 とのことですが、基本点でいくつか確認したいことがあります。 1.アースケーブル、ガンケーブルは出来るだけ伸ばしてありますか? (丸めてあると電通が悪くなります) 2.アースクリップは打点を中心にして対角様にとってありますか? (近くに並べるとまずいそうですが、理由は判りません) 3.打点に付着している汚れを取り除きましたか? 4.位置決めようポンチは深すぎませんか? 次にメッキ鋼板に対することですが、通電の際にメッキ皮膜が邪魔をする(汚れと同等の作用+燃える、など)ので、難しさはありますね。一概にこれといった改善方法を言えないのは確かです。 一例として、弊社の小技を説明します。 1.グラインダ等で皮膜をはがす (小ロットで、塗装・メッキに問題が無ければです) 2.溶接用として市販されている「溶け込み促進剤(油)」を使用する (色々な種類があります) 3.「水」を使用する (なんでだろう? 付きが良くなるんです) あとはメンテナンスの状態や電圧の調整によって条件は変わってきます。 ケーブルの折れ、接触不良、押バネの加圧力、押し付け角度(人の問題、コレット磨耗の問題)、コンデンサの劣化(?)など、スタッド溶接はかなり難しいですね。 もう一つ、スタッドの溶接側にある「小さな突起」にも左右されます。 国内もの(ドライブ○ットさん)と比べ、微妙に大きいものが海外のものにあります。 これだけでも溶接条件は変わります。 溶け込みとは違った注意点ですが、メッキ鋼板ですとスパッタが多く発生しますので、そちらも注意しないと部品やネジが入らないといったクレームの可能性もあります。 一番はスタッドウェルダーのメーカーに相談された方が宜しいかと思います。 ご参考になれば幸いです。
お礼
大変参考になります。 ありがとうございます。 早速、色々テストしてみます。