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貝殻がお金?そんなの成立するの?
「昔は物品貨幣として貝殻などがお金として使用されていた」なんて説明がありました。 でも貝殻なんていくらでもあり、貝塚として捨てられていたりもして、その辺から拾ってこれたりしていたのに、なんで貝殻がお金として使用できていたのですか? これって学者が推測した作り話ですか? それとも何か証明がされていることなのですか?
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- tknkk7
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仮想通貨だから”基準は何でも良くて”取引相互が認識出来ればOK
- eroero4649
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>どのようにして偽ものでない、貨幣としての価値が担保されていたのか そりゃ簡単です。その当時はテクノロジーとしてタカラガイを偽造する技術が存在しなかったからです。タカラガイを見慣れている人も見抜けない精巧な偽物を作るテクノロジーは当時にはありませんでした。 21世紀の現代においてタカラガイが一部の好事家を覗いて貨幣価値として流通しないのは、現代のテクノロジーなら偽物を作るのが簡単だからです。 「技術的に偽物が作れない」というのは非常に重要です。現代の紙幣も透かしやらなにやら色々な工夫をして偽札を作らせないように工夫をしていますよね。その工夫を我々は信用して社会が成立しています。信用しているってのは、質問者さんもいちいち貰った紙幣が偽札かどうか透かしを見てはいないでしょう? 金や銀は希少価値があり質量が分かっていましたので、重さを基準にして貨幣として長い間人類に利用されました。 >でも貝殻なんていくらでもあり、貝塚として捨てられていたりもして、その辺から拾ってこれたりしていたのに、なんで貝殻がお金として使用できていたのですか? 質問者さんのこの疑問て、現代のお金社会を結構鋭く批判しているところでもあるんですよ。ご自身はお気づきになっていないでしょうけれど。 質問者さんは「貝殻なんてそこらじゅうにあるんだから拾って使うことができるはずだ」とおっしゃいますが、これって現代の紙幣も同じです。いや偽札って意味じゃありません。日本銀行は好きなだけじゃんじゃんお金を刷ることができるじゃないかってことです。 私も、質問者さんも、日本人の全員と外国人の多くが「いや、日銀に勤めている人たちはとても頭がいい人たちだからそんなバカなことはしないだろう」と信じているから日本円の信頼が成立していますが、質問者さんが「貝殻なんてどこでも手に入れられるから信用の源泉とはならない」というのであれば、それ以上に紙幣というのは信用の源泉はないのです。 だって、貝殻はそのへんの貝殻だったとしても限度はあります。存在する貝以上の貝殻は地球上に存在しません。でも、紙幣はこの世に紙とインクと印刷機がある限り無限に刷ることができます。そう考えると、今私たちが持っている紙幣は貝殻以上に信用となる根拠がないということもできるのです。 だから、もし質問者さんが「貝殻は信用できないけど、紙幣は信用できる」と思っているならそれはそれで矛盾があるのであります。
- GENESIS
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偽札防止については、このような話があります。 貝がお金だった時代のニセ札対策は? https://m-mom.net/archives/1180 •貨幣として使用する貝は年代物の価値のある物 •現在住んでる地域では摂れない種類の貝…入手が困難(価値以上にコストがかかりそう) またあるサイトでは、「貝に特別な加工が必要であった」とも書かれていました。今で言う透かしやマイクロ文字的なものでしょうか。 当時としては最強の偽札防止方法だったのでしょう。それでも偽札は流通していたのかもしれませんが…。ただ上記のことを考えると、偽札を作るためには価値以上のコストや時間、それなりの技術やリスクが伴います。当時の人がそこまでやるのかどうか疑問ですが。 アメリカで流通しているドル紙幣は半分近くが偽札という話を以前聞いたことがあります。今はどうかわかりませんが…(当為のドル紙幣は偽造されやすい簡単なデザインだったそうです)。日本の紙幣も偽造防止技術はどんどん向上しているようですが、たまに偽札が見つかっているようですね。偽物は所詮偽物ですから(でも気づかれずに流通してしまっているものが無いとは言い切れないかも)。
- まさしろ(@masasiro)
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近代の話ですが、アフリカは資源も富も人材も備わった世界最大の経済圏でした。貨幣や紙幣よりも貝殻を使って経済を盛んにしていたそうです。 そこへヨーロッパからの侵略があり、植民地にされて、資源も富も人材も搾取されました。 侵略国家は貨幣や紙幣に対するルールを植民地に押し付けました。その土地に根ざした文化、価値ある貝殻は一夜にして価値を失い、経済の中で交換することができなくなって、アフリカの人々は富を失いました。 お金というのは単なる道具でそれそのものに価値はありません。今後はキャッシュレスが益々進展して実物のお金を扱う機会も減って行くことが予想されます。貝殻がお金の価値として衰退したように、現在の貨幣や紙幣も同様に、新しい道具に取って代わられる。今はその過渡期の始まりと言った具合ですね。
- GENESIS
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こちらをご参考に… 貝貨 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B2%9D%E8%B2%A8 漢字の中でお金や財産のことを表す「財」「貯」「買」「貨」「贈」「賭」などの文字には、どれも「貝」という字が使われています。
- eroero4649
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そりゃね、そこらじゅうにあるやつなんてのは使わないのですよ。 貨幣代わりによく使われていたのがその名も「タカラガイ」と呼ばれた貝の貝殻でした。お宝の貝と呼ばれるくらいだから、貴重なのです。あまり詳しいことは私も分からないのですが、今でも世界的にコレクターがいて、美しい形や珍しい文様のものは結構な価値がついてコレクターの間で取引されているようです。つまり、今でも貨幣価値がある(貨幣と兌換できる)ということですね。 タカラガイは小さくてかさばらず、しかし美しくて希少価値があったので貨幣として流通できたのだと思います。
補足
どのようにして偽ものでない、貨幣としての価値が担保されていたのか、その辺りの事情が欠落している話しばかりで疑問に思い質問しました。貨幣として機能するには信用となる裏付けが最も大切なはずなので。 経済の話って(特に昔の話)は変な作り話が多くて、眉唾ものに感じるのですよね。 「ピラミッドは奴隷によって作られた」レベルにも達していない、なんとでも言える話が多くて。 貝が全く使われていなかったとは思いませんが、怪しいなこの話もって感じで観てます。 当然、説得力ある話があれば勉強になって一番よいんですが、見当たらないんで。 書き込みありがとうございました。
補足
という話がありますが、貝殻だといくらでも偽造ができそうです。 どのようにして偽ものでない、貨幣としての価値が担保されていたのか、その辺りの事情が欠落している話しばかりで疑問に思い質問しました。 書き込みありがとうございました。