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石炭の自然発火について
以前SLに乗った際に乗車記念で石炭を頂きました。2日乗り同乗した家族の分を合わせ数袋手元にあります。 石炭は自然発火しやすいため管理には注意が必要とネットで見たのですが、簡単に自然発火しますか?野ざらしのボタ山から自然発火で煙が出ている動画を見ましたし…心配です。 現在もらった状態の小分け袋を大きい袋にまとめて入れています。石炭自体は大きいので8センチありあとは3~5センチほどの小物です。 今年初めにもらいました。今は石炭を触ると冷たいですが、年末年始家を空ける日が多くなるので自然発火して火事にならないか心配です。 詳しい方いらっしゃいましたらご教授願います。 また処分方法などもありましたらそちらもよろしくお願いします。
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- Sasakik
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酸化による発熱が発火点に達したときに初めて出火するというのは既回答のとおり。 で、石炭暖房が普通だった昭和40年代半ばまでの北海道・東北の住宅には石炭庫があって(アパートにも各部屋の玄関横に石炭庫があった)の、一般家庭でも1トン前後の石炭を保管することも普通にあったけど、火の不始末はともかく、その程度の量で自然発火に至ることはなく、石炭庫が火元なんて火事はなかった。 また、現物を見ていないけど・・・ >乗車記念で石炭を頂きました。 記念品を言うことは、回りを汚さないよう表面がコーティングされていないかな? コーティングされていれば、酸素を遮断=酸化しないので発熱もない=当然。発火しない。 コーティングが無くても、数十メートル以上の山を作れるだけの量が必要。 >石炭は自然発火しやすいため管理には注意が必要とネットで見た と言うのも、 ”(数百トン以上の)産業レベルの”という前提を端折った とか、 石炭発火のメカニズムを無視して「ボタ山から煙が出ている=石炭の管理に注意が必要」と短絡した ために誤解を招くような話になったのかな? あるいは、質問者サマが「ボタ山を形成するくらいの相当な規模の」という前提条件を見落としたのかも?
- qwe2010
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石炭は、少量では、発火しません。 石炭が燃えるには200度以上の温度になる必要があります。 自然発火は、大量の石炭を、積み上げているときに、起こる事があります その内部深くで発生した、とても小さな酸化熱がためられて次第に温度が上がり、石炭の発火点に達したときに、火災になるのです。 大量にあるために、まわりの石炭は断熱材の役目をして、内部深くの温度が上がり続けるのです。 大量にあるから、小さな熱も、集まって大きな熱になるのです。 あなたが持っている量では、絶対に発火温度まで上がりません。 そこらに転がっている、木で作られた物とか、紙などと、同じ扱いをすればよいですよ。 捨てるのなら、燃えるごみで出してください。
>自然発火して火事にならないか心配です。 全然問題ありません。 まず、自然発火するようなものを、石炭の扱いになれている組織が記念品に配るはずないです。 日本ではもう見ないでしょうが、家庭用の暖房に石炭を使っている国や地域はまだあります。 どうやって保管していると思います?地下のボイラー室に無造作に積んでおくんですよ。1トンとか2トンとかね。 日本でだって、昔(祖父母の世代?)は石炭使っていたんです。学校で石炭をバケツに入れて教室に持ってくる"石炭当番"というのがあったという話を聞いたことがあります。 自然発火するというのは、石炭の塊が自然に燃えだすということではありません。 石炭を空気中に放置しておくと酸化します。酸化するときに熱を出します。 個人で持っている程度(例えば2トン)程度ですと、そんな熱は発生した途端に逃げてしまいます。 ところが大量に石炭を積んでいる(例えばボタ山)状態では、中で熱が逃げないでこもってしまいます。それで温度が上昇し、発火するのです(200℃くらい)。 また石炭粉がたまっていると、粉体ですと酸化が早く進みますから自然発火するリスクが塊の石炭より高くなります。 >石炭を触ると冷たいですが、 でしょ? 厳密に言えば、空気中で酸化して熱を出しているはずですが、そんな量の熱は直ぐに冷めてしまっているのです。 捨てるのなら、そこら辺の石ころと同じに、庭でも公園でも空き地でも放り投げておけばそれでOKです。 あるいは一般ごみと一緒に捨てれば、焼却炉でその石炭の分だけ燃料費が浮いて喜ばれるかもねwww