もしかして、ダッシュなのでは?
問のまとめ
(1)LIGO論文の日本語訳は間違ってますか?
(2)consistent with の訳す感触はどんなかんじですか?
(3)これはハイフンではなくダッシュなのでは?
LIGOの発表は英語文と日本語文があります。第1に英語文の発表
『Observation of Gravitational Waves from a binary black hole me
rger』の右側の青い2つのグラフを示す図1の説明文からの引用で
す。http://www.ligo.org/science/Publication-GW150914/
ーーーー引用しますーーーー
Both plots show the frequency of GW150914 sweeping sharply
upwards, from 35 Hz to about 150 Hz over two tenths of a
second. GW150914 arrived first at L1 and then at H1 about
seven thousandths of a second later - consistent with the time
taken for light, or gravitational waves, to travel between the two
detectors.
ーーーー引用終わりーーーー
第2に日本語です。文前述の英語文の発表のjapaneaseのボタンを
押すと開く『連星ブラックホール合体からの重力波の観測』から
引用します。1ページ目の図1の説明よりです。http://www.ligo.org/science/Publication-GW150914/science-summary-japanese.pdf
ーーーー引用しますーーーー
GW150914の周波数が35ヘルツから150ヘルツまで、1秒の20
分の1の間に急激に増えた様子を示している。- GW150914は最
初にL1へ、ついでH1へ時間差7ミリ秒で到着した。これは重力
波が2検出器感を伝わるのにかかる時間と一致する。
ーーーー引用終わりーーーー
日本語から、重力波が2検知器間を伝播するのにかかる時間は0.0
07sである。と読み取れます。2検知器間の距離は3000kmあるの
で、道のり÷時間で、重力波の速度は光速の約1.4倍になります。
でも、日本語訳が間違ってて重力波の存在が分かることと、重力
波の伝播速度は光速の約1.4倍以下で、重力波の伝播速度は理論
では光速だということに反しないってことが分かるだけだと思い
ます。
(1)-(ハイフン)の場所が、英語文では、laterとconsistentの間、日
本語では示している。とGW150914はの間にあります。日本語
文のハイフンはおかしいのではないか?
(2)consistent with でつないでいるのは、測定事実と、理論だと思
います。日本語文 では2つの検知器で重力波を測定した各々の
データから読み取る時間差0.007sつまり重力波が、重力波源と
L1の間を伝播する時間と同一の重力波原とH1の間を伝播する時
間の差0.007sと、2つの検知器の間を重力波の伝播する時間が
一致すると読めます。
2つの検知器の間の3000kmを重力波が伝播する時間は理論上
では重力波の伝播速度が光速なので0.01sです。実測の0.007s
と理論の0.01sが一致しません。
日本語にどのように訳したらよいでしょうか?
(3)ハイフンじゃなくてダッシュなのではないか?
下記は英語文の試訳です。
両方のグラフは頻度を示す、GW150914がするどく立ち上がって
いるのを、35Hzから150Hzに、20分の1秒の間に。GW150914は
最初にL1に着いて、そのあと、H1に着いた、約0.007s後で。前記
の事は一貫している、移動する時間と、光および重力波が2つの
検知器の間を。
質問者は添付図のようなことを英語論文は書いているはずと思い
込んでいます。
参考に別の翻訳を引用します。原始宇宙に生まれた金の由来のno
.10への補足コメントより
https://okwave.jp/qa/q9387367/a26200741.html
ーーーー引用しますーーーー
「GW150914 arrived first at L1 and then at H1 about seven
thousandths of a second later - consistent with the time taken
for light, or gravitational waves, to travel between the two
detectors.」
波動の中でGW150914と名付けられた一部の波動はL地点の1
号検知器 に先着し、それから1秒の1000等分を約7つぶん
遅れるH地点の1号検知器の次着は、2つの検出器間に光波の
伝播にかかる時間に一致するか、または重力波の伝播にかかる
時間に一致する。
ーーーー引用終わりーーーー
お時間が有れば下記の質問の示す英語論文の日本語解釈をしてい
ただけると嬉しいです。ベイジアンアプローチ重力波伝播速度の
下限が狭まる?https://okwave.jp/qa/q9399831.html
誤訳があります。
☆ over two tenths of a second
→1秒の十分の二について (掃引したものを示す)
「20ぶんの1」なら one twentieth になるはず。
英語の表現自体が誤解釈されやすいまずい表現
☆ to travel between the two detectors.
後ろに "from 重力波発生源" とか入れるべき。
重力波は L1 から H1 へ伝搬したわけではない。
重力波発生源(GW0とする)との距離の差の違いです。
道のりは、GW0~L1 と GW0~H1 であって L1~H1
ではない。GW0~L1 と GW0~H1 が等距離なら時間差
ゼロですから。速度無限大の計算はしないでしょ。
時間差は、0~10msの間なら矛盾しない。
(一応、重力波伝搬速度=光速として)
したがって「光速の約1.4倍」は、間違いです。
(1)(3)おそらくダッシュでしょう。
(2)consistent with
「一致する」というよりもっと広い意味で、
「矛盾しない、辻褄のあう」という意味です。
今後、あなたの質問には、回答しないことにします。
(A)4/3の「読解格子」の質問が BA でなかったこと。
「補足欄」「お礼欄」で主張が激しいだけのようでしたので。
(B)11/15「LIGOの時間分解能」を放置したまま関係質問を
繰り返していること。
到達時刻の差から角度約45度としたのに、「光速の約1.4倍」
に戻ってて、がっかりです。
以上より、私の回答が役に立っていないようなので。
お礼
不愉快な思いをさせてすみませんでした。こちらの質問、LIGOの 時間分解能はどのくらいでしょうか? https://okwave.jp/qa/q9397786.html へのno.1で提示いただいた資料は素晴らしいです。役に立ってい ます。 本質問での質問者の試訳で誤訳しておりました。指摘ありがとう ございます。 重力波の波源はどの方向にあるか不明で、伝播速度も不明です。 もし仮に、L1とH1を結んだ直線上に重力波源があった場合は、 重力波の伝播速度は光速の約1.4倍に確定します。この可能性は 小さいので本質問では、違った図になっています。 先に重力波の伝播速度を光速と仮定すると、重力波の波源は約4 5°の方向になります。 もう一つの質問は下記ですね。 読解格子って何ですか? https://okwave.jp/qa/q9313008.html
補足
すみません。お礼コメントに誤りがありました。重力波源がL1とH 1を結んだ直線上にあってもH1とL1の間にある場合は別です。下記 のように訂正いたします。 誤)L1とH1を結んだ直線上に重力波源があった場合は 正)L1とH1を結んだ直線上の、L1とH1の間以外に、重力波源が あった場合は 到達時間差が0.007sで、もし重力波源がL1とH1を結ぶ直線上のL 1とH1の間にあった場合で、L1から450kmの位置だと重力波の伝播 速度は光速です。