- 締切済み
バイナリー発電に適切な媒体を教えてください
学生です。 自分でもバイナリー発電がしたいと思い立ったので知恵を貸してください。 しかし今回の発電には条件があります。 ・熱源の温度が不安定なので沸点は40℃ほどが一番好ましい。 (熱源の最高温度が60~70℃程なのでそれ以上の物は利用できない) ・学生でも入手が簡単。 ・ある程度量が確保できる。 ・長期間利用できる。 この条件で何か良い媒体はないでしょうか。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
みんなの回答
- lupin__X
- ベストアンサー率82% (294/357)
物性含め要求仕様は、かなり空調機の冷媒とかぶります。 昔は、フロン類が使われていたのですが、安定すぎてオゾン層でゆっくり 分解され、強い温室効果のため使用禁止になってます。 代替フロンの開発も性質が劣るため、苦労してます。漏れたときの毒性・ 悪臭・不燃性等一部を妥協して使っているわけです。 以下、沸点34~51℃の物質を検討してみましょう。 (a)ジエチルエーテル 34.6 (b)ペンタン 36 (c)ブロモエタン 38.4 (d)ジクロロメタン 40 (e)ジメトキシメタン 42 (f)テトラメチルゲルマン 43 (g)フレオン113a 45.9 (不可だが参考) (h)1-クロロプロパン 46 (i)二硫化炭素 46.3 (j)シクロペンタン 49.2 (k)エチルイソプロピルエーテル 51 これらは、化学系の研究室なら、比較的簡単に買えます。 毒性や臭い多少。(猛毒や超悪臭のものは入れてません。) これらの化合物は、フロン類(g)を除き引火しやすいもです。 エーテル類(a)(e)(k)は、空気(酸素)と接触すると徐々に酸化して 過酸化物ができて濃縮すると危険です。密閉してできれば気体は 窒素だけにするとかが必要。 作動媒体を入れる容器・パイプなどの材質も水よりも注意が必要です。 引火性・漏れたときの毒性以外にも腐食性を考慮して調べる必要が あります。思考実験だけでなく実際の実験が不可欠です。 当然、安全性に配慮した発電機を設計できる技量は当然必要です。
- feles_c
- ベストアンサー率42% (18/42)
回答が無い様なので、そちらの知識は無いのですがコメントさせていただきます。 適当な媒体が見つかったとして、それで発電するための蒸気タービンのほうの入手or製作の目処はあるのでしょうか。 手段は全く異なりますが、ペルチェ素子を使った発電とかのほうが実現性があるのではないでしょうか。
補足
回答ありがとうございます 確かにペルチェ素子のほうが実現性はありますね。 媒体もそうなんですが、蒸気タービンもどうしようか検討中だったのでペルチェ素子のほうに切り替えた方がいいかもしれませんね・・・。 どっちで行くか少し考えたいと思います。