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負荷電流 計算
電気初心者です。 先日、変圧器総容量から最大負荷電流を求める機会がありました。 その際、先輩が、最大負荷電流 = 変圧器総容量 / 使用電圧 / √3 と計算しておりました。 (実際には、500 / 6.6 /√3 = 17.93[A]となっておりました。) この計算式はどこからきているのでしょうか? 確か、P= √3・V・I・cosθという式があったと思いますが、これを変形してもI= P / √3・V・cosθになると思いますが。。
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御質問の意味が不明確ですので、念のため違う回答をしてみます。 cosθ は、力率ですが、トランスに力率は関係ありませんので、 基本式は P = √3×V×I となります。 式を変形すると、 I = P / (√3×V) = (P / V) / √3 となります。
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- m_and_dmp
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まず、式について正確を期してください。 <<<確か、P= √3・V・I・cosθという式があったと思いますが、これを変形してもI= P / √3・V・cosθになると思いますが。。 >>>I= P /( √3・V・cosθ)またはI= P /√3/V/cosθ 変圧器の定格容量は皮相電力(S)kVA で表されます。ご質問の変圧器の容量は500kVA ということです。 S(kVA)=√3・V(kV)・I(A) です。 よって、 I(A)=S(kVA)/√3/V(kV) ご質問の数値を代入して、 I(A)=500(kVA)/√3/6(kV) = 17,93(A) 計算するときは、単位も一緒に計算するとミスが少ないです。 さて、I(A)= P(kW) /√3//V(kV)/cosθ で計算するとどうなるでしょう? 力率(cosθ)=0.5 と仮定すると、電流は上記の計算の2倍、35.86A になります。 力率が小さくなれば電流は大きくなります。 定格出力500kW の変圧器があるとして、上記の計算で、力率が0.1 の場合は、電流は179,3A になります。 よって、変圧器は電流の制限を設けなければ現実的ではありませんので、変圧器の定格出力をkW (出力を保証し、電流は必要なだけ流せる)ではなくkVA (出力電力と取り出せる電流の積)で定義します。 ところで、現場で先輩がやっていることに疑問をもった時、「cosθはいらないのですか?」と聞くことができないのですか?(聞くことができないような雰囲気の職場なのですか?)
お礼
ありがとうございます。勉強になりました。
お礼
式変形が知りたかったです。 ありがとうございます。