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政治と技術 アーキテクチャ

政治によって世の中に変える力よりも、 技術によってアーキテクチャを変えた方が世の中を速く変えれるんじゃないですか?

専門家の回答 ( 1 )

回答No.2

こんにちは。 読ませていただきました。 同じことを考えていました。 エネルギー問題でいえば、原発反対という政治的発言より、竹をチップ化して行うバイオマス発電が普及させることで、結果として原発が不要にするということのほうが生産的な議論ができると思っています。 竹は森林の生態系を荒らす外来植物ですし、繁殖力がものすごく高く、2年間で成木になるといわれていますから、燃料資源として優れています。 森林の再生にもなると同時に林業の技術がそのまま活用できますし、竹チップは農業資材としても肥料や土壌改質剤に使えますし、牛の餌にもできるといいますから、いいことずくめなんですね。 農業自由化とが地方再生という政治的なものより、技術的なアーキテクチャーの刷新のほうがよっぽど生産的で直接的なんだと思います。 ところがですよ、こういうグライドデザインを描いて広範囲の産業間の利害関係を調整したり、そもそもこういう世界観を浸透させて人を動かすのは、政治なのだと思います。 いわゆる政治家の仕事と、人と人の間を取り持ち調整する政治そのものとは異なりますが、必ず文句を言ったり、自分の利害を主張する人というのはいるわけで、これをどうにかしないことにはどうにもならないわけで、これはやはり政治が絡んでくると思います。 それと、ある技術が注目される際、タイミングというのがどうしてもある。 東北の原発事故以降、再生可能エネルギーがやたらと注目されたのも、やはり事故後のタイミングなんだと思うんですね。 このタイミングを見計らうというのは、政治なんだと思います。 確かに、優れた経営者は時節を読むといわれていますし、優れた技術者は時代の要請にこたえるのだと思います。 しかし、人をその気にさせて動けるようにアレンジしたり、いろいろ連携させで加速させたりするというのは、政治なんだと思います。 要は人がやることですから、人と人の間をどうにかしなくちゃいけない。 これはやっぱり政治なんだと思います。 うまく連携できたらいいですね。

吉田 修(@osamucom0409) プロフィール

産業カウンセラー(日本産業カウンセラー協会) 吉田修(株式会社Dream・Giver) ■ご質問者・みなさまへ■ コーチング最新メソッドを使い、自分でできる、気持ちの切り替え方法をご提案しま...

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