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証(しょう)と証(あかし)の違い?

こんにちは。日本語を勉強しているアメリカ人です。 語彙の勉強で証(しょう)を調べたところで、辞書に証(あかし)もあって使い分けがまったくわかりません。 辞書によると定義は下記のとおりです。 証(しょう) 証拠。「もって後日の証とす」 証(あかし) ある事柄が確かであるよりどころを明らかにすること。証明。証拠。「身の証を立てる」 意味がほぼ同じみたいですけど、例えば 「重要な仕事を任されるということは、それだけ信頼されている証である。」 上記の文章の「証」はどちらも使えますか。使えないなら、その理由を教えていただけると幸いです。 よろしくお願いします。

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回答No.3

Q、上記の文章の「証」はどちらも使えますか? A、使えない。 1、もって後日の証(しょう)とす。(文語体) 2、身の証(あかし)を立てる。(口語体、現代文) 1は、現代では話し言葉として使われることはありません。強いて、《あかし》ではなくて《しょう》と読ませるには >重要な仕事を任されるということは、 >それだけ信頼されている証(あかし)である。  ↓ >重要なる仕事を任されるは、信頼の証(しょう)なり。 と、全体を文語体に変更する必要があるかと思います。でも、そんな文章を書いていたのは73年前まで。つまりは、死した用法ですね。 と、私は思います。

pacman04
質問者

お礼

死した用法ですね。ご丁寧に説明してくれてありがとうございます。

その他の回答 (4)

noname#232424
noname#232424
回答No.5

In ancient time, the Japanese did not have letters to describe their spoken language including "AKASHI(proof)." When Chinese letters were introduced to Japan, they found a letter "証" meaning proof in them. Because "証" was read "SHOU" in Chinese, "証" has been read both "AKASHI" and "SHOU" in Japan. There are three forms. 1. Single character of Japanese reading  証し(AKASHI,proof)  I think "し" should be attached to be distinguished from "SHOU." 「信頼されている証しである。」is an example of this form. 2. Single character of Chinese reading found in old documents  証(SHOU,proof)  「もって後日の証とす」is an old, written sentence. 3. Two-character idiom of Chinese reading  examples: 証明(SHOUMEI,proof),証拠(SHOUKO,evidence)

  • Postizos
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回答No.4

漢字の音読みは昔の中国語の読み、訓読みはその字の日本語の意味を読みとしたものです。 例えば英語の「show」を「しょう」と読んだり「みせる」と読んだりするという習慣になったと考えるといいでしょう。 音読みも訓読みも使える場合もありますがこの例文の場合は使えません。 理由は「しょう」では同じsoundの言葉が多くてわかりにくいからです。 ためしに「しょう」でじしょをひいてみて。 私の辞書(広辞苑)では50の字が出ました。 だから音読みは他の字と合わせて熟語として使うことが多いのです。 この文では「信頼されている“証拠”である」「ー 証明である」のような言葉を使う習慣です。 おなじsoundの字がおおい場合、意味がすぐわかるように熟語にするのはもとの中国語でも同じで、同じか近い意味の字を組みにしてつかうことがおおい。 たとえば「証明しょうめい」の「明」は訓読みで「あかし」とも読みます。 音だけでは意味をつたえにくい場合わざと訓読みにすることも、よくやります。 「私立しりつ」を「わたくしりつ」、「市立しりつ」を「いちりつ」など。 文字言葉としゃべり言葉のちがいです。

  • FEX2053
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回答No.2

日本の漢字は「訓読み」と「音読み」の2つの読み方があるのが 普通です。で、「訓読み」は「もともとの日本語」「音読み」は 「中国から来た"本場の"読み方」です。 なので「訓読み」で読む場合は、「もともと日本に有ったもの」 または「文脈の中で生きる意味」を持つ場合が多く、「音読み」で 読む場合は「中国から持ち込まれたもの」「規約・規定など"法律 っぽい"もの」を指す場合が多いです。 ちなみに「証:あかし」は訓読み、「証:しょう」は音読み・・・ だったはず。辞書で確認してないので間違いかもですが。 #1さんの説明も、この辺の背景を考えて理解するとわかりやすいか と思います。

noname#239865
noname#239865
回答No.1

勉強されていますね 日本人でもむつかしい表現のひとつですね 単語の場合は証(あかし) 熟語の場合は証(しょう)・・・証明、証拠、免許証・・・・など (熟語:二字(以上)の漢字が結合して一語をなすもの)

pacman04
質問者

お礼

わかりやすくて参考になると思います。ありがとうございます。

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