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千社札って何ですか?せんしゃふだ?
千社札って何ですか?せんしゃふだ? 誰が最初に初めたんですか?いつの時代の話でしょう?
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たしかに暴走族の「狂走連合参上」の落書きのようで,汚いですね 笑。もとは信仰の証だったのでしょうが,だんだん娯楽の「スタンプラリー」化したのではないかと思います。 1.遠隔地の多数の社寺を参詣してまわるという,娯楽的な風習。 2.木版印刷物を一般庶民が特注できる。 3.「○○講」と団体名(信仰集団)が記されたものがある。 これらのことから,江戸時代から流行したのではないかと思います。
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- ichikawa2017
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一般には「せんじゃふだ」ですが、愛好家の間では「せんしゃふだ」と呼びます。 江戸時代の中ごろ(1788年頃)から流行するようになりました。 誰が始めたについては儒者であった天愚孔平の発案ともいわれていますが確証がありません。 千社札に先行するものとして霊場と呼ばれるお寺に自分の名前や出身地や願い事を書いたお札を納めて歩く習慣というか風習がありました。 自分の名前を納めることでそのお寺に籠ったのと同じようなご利益があるという民間信仰の一つです。 この札を納めるお寺を札所と呼びました。 現在も札所として四国八十八霊場巡り(お遍路さん)や西国三十三観音、坂東三十三観音、秩父三十四観音などと呼ばれるお寺があります。 東西の観音霊場を合算して百観音と呼んでいます。 現在はお札を納めるのではなくそのお寺の朱印を貰って歩きます。ご朱印帳と呼ばれるノート形式のものや完成すると掛け軸にできるような様式のものもあります。 この風習が江戸時代の中ごろに千社詣でと呼んでお寺に限らず沢山の神社やお寺お参りして歩くようになりました。 願い事を叶えて貰うには下手な鉄砲も数打ちゃ当たるというとこですかね? 複数のお寺を回って歩くというのにはお正月の七福神巡りなどがあります。 戦国時代の動乱期が終わりお寺巡りをできるほど平和になり庶民の生活にもゆとりがでてきたということです。 このお参りした記念というか証拠に自分の名前や屋号を書いたお札を建物に貼り付けて歩きました。 だんだん文字やデザインが洗練されて現在目にするような書式になりました。 自分の名前がデザイン化されていますので神社仏閣に貼るだけではなく、自分の持ち物に名札代わりに貼るようになりました。 愛好家の間では、他人のものを集めて楽しむということもやっています。 最近JALがお客さんに記念品として配るというサービスを始めているようです。 JAL国内線の機内で客室乗務員が配布する「千社札シール」に ... press.jal.co.jp/ja/release/201703/004206.html
お礼
ありがとうございます 喜んで航空機のエンジンに貼りたい
お礼
ありがとうございます