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宇宙エレベータの敗北宣言はいつあるのか

宇宙エレベータについての話です。 宇宙エレベータができると信じている学者がいます。  予備実験を最近して彼らは完成できず完敗したのですが、なぜ敗北宣言なり、その映像なりを公開しないのでしょうか。  問1敗北宣言はいつするか?  問2なぜ敗北宣言なり、その映像なりを公開しないのでしょうか。  問3できないことをできると強弁する彼らをどうやって説得したらよいでしょうか。  問はこの3つです。  説明すると、宇宙(軌道)エレベータというものは、静止軌道の宇宙ステーションから鉛直に伸びた、テザーという縄にエレベータの箱を支えさせ、赤道付近の地上局から宇宙ステーションまでエレベータやロープウエーのように人や荷物を運ぼうという構想だそうです。  鉛直の縄の天上にはカウンターウェイトという錘を先端にとりつけて、上空に縄を伸ばしたり縮めたりするそうです。  さて縄を鉛直に伸ばす方法があるでしょうか。成功を願う学者は昨年実験したのですが、縄をためしに伸ばそうとして成功しませんでした。同じロケットの実験で同時に2件の実験があったようです。  どちらも失敗したのですが、敗北宣言をしないままのようです。  この敗北を私は当然のことと思います。成功を願う学者は力学を理解していません。  成功のためにはたとえば、彼らは潮汐力を利用するそうです。  もし潮汐力がエレベータの建設や維持に利用できるほど存在するなら、それなりの現象がすでに観察されているはずです。  たとえばテザーを鉛直に伸ばすときには、もし潮汐力が働くなら、宇宙遊泳中の飛行士の周りのロープが、たとえばジャックの豆の木のように天に向けて直立運動をしないとなりません。そんな姿を見たことが私にはありません。  潮汐力がエレベータに使えないとわかる事例はもう一つこんな事例からもわかるはずです。  宇宙遊泳中の飛行士の周りや、船内にもし水滴が浮かべられたら、もしテザーが鉛直にぶら下がるなら、その水滴は鉛直方向にフットボールの様な紡錘形にならねばならぬでしょう。テザーの錘が潮汐力で天に上がっていくのならそのときにも、水滴は船内の鉛直方向に長軸を持ったフットボールの紡錘形を示すはずです。  そういう目に見える潮汐力が、ほんのわずかも存在しない状態で、宇宙エレベータの建設や維持や、運営ができないのです。でも私はそんな紡錘型の水滴を見たことがありません。  現象の姿を彼らは無視するのですが、心の目を開けるにはどうしたらよいでしょう。

みんなの回答

  • leo-ultra
  • ベストアンサー率45% (230/504)
回答No.5

なにやら、核融合(発電)に近い状況に感じます。 核融合は21世紀半ばには実現できると言われて、20世紀の後半から 莫大な研究費が世界中でずっと支払われています。 実は現在の技術では難しい問題もあるのですが、50年先までには技術は進歩してなんとかなると 思われている部分もあるようです。 宇宙エレベーターもそうなるのではないですか? 現在の技術ではできないが、十数年も経てば技術が進んでなんとかなると。 こうなると、絶対できないという証明は難しいです。 だから、敗北宣言は当面はされないと思います。

masaban
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 >・・難しい問題もあるのですが、50年先までには技術は進歩してなんとかなると思われている・・ 絶対できないという証明は難しいです。だから、敗北宣言は当面はされないと思います。  解明された論理があるとします。でもそれのメカニズムが難しくて正しい適用を誤りやすいなら、適用の誤りを証明するのが難しい場合がでてきます。  今回の宇宙エレベータもそれが絡んでいます。  潮汐力の論理は数学が小難しい。そして物理学者も説明を誤りいろいろな説が飛び交っているほど難しい。  それでも目を凝らしてみれば、やすやすと単純な観察から判定も可能です。  それが宇宙ステーションのテザーという縄をほぼ鉛直方向に伸ばすはずの潮汐力なのです。でも潮汐力が水滴の宇宙ステーション内の形状に影響を与えないことから、宇宙(軌道)エレベータには使えないことが自明です。  荷物を運ぶために作るのですから、加速度で見れば数トンから数十トンフォースの力を宇宙(軌道)エレベータの運用と建設には必要なことでしょうが、いくらテザーの規模をスケールアップしても、水滴にすら働かない力を集めるのは無理です。  大風を受ければ自動車やトラックが浮き飛び転がりまわります。大規模構造の宇宙(軌道)エレベータは大風を受ければ、数百トン以上の力をも必要とするでしょう。

  • mdmp2
  • ベストアンサー率55% (438/787)
回答No.4

誰かが「それは成立しない」と証明した時

masaban
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 解明された論理があるとします。でもそれのメカニズムが難しくて正しい適用を誤りやすいなら、適用の誤りを証明するのが難しい場合がでてきます。  今回の宇宙エレベータもそれが絡んでいます。  潮汐力の論理は数学が小難しい。そして物理学者も説明を誤りいろいろな説が飛び交っているほど難しい。  だから成立しないと証明するのは難しいのです。    それでも目を凝らしてみれば、やすやすと単純な観察から判定も可能です。  それが宇宙ステーションのテザーという縄をほぼ鉛直方向に伸ばすはずの潮汐力なのです。  でも潮汐力が水滴の宇宙ステーション内の形状に影響を与えないことから、宇宙(軌道)エレベータには使えないことが自明です。  荷物を運ぶために作るのですから、加速度で見れば数トンから数十トンフォースの力を宇宙(軌道)エレベータの運用と建設には必要なことでしょうが、いくらテザーの規模をスケールアップしても、水滴にすら働かない力を集めるのは無理です。  大風を受ければ自動車やトラックが浮き飛び転がりまわります。大規模構造の宇宙(軌道)エレベータは大風を受ければ、数百トン以上の力をも必要とするでしょう。

  • foomufoomu
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回答No.3

できない理由を述べるより、できる方法を考えましょう。 考えて、努力すれば、必ず、できる方法が見つかります。1%のひらめきと99%の発汗という、あれです。 それが、人類の進歩というものです。

masaban
質問者

お礼

ご回答ありがとう。 >できない理由を述べるより、・・できる方法が見つかります。1%のひらめきと99%の発汗という、あれです。それが、人類の進歩というものです。 あなたは科学に取り残されて人類の進歩とは無関係だなあ。実験に励む努力と科学に必要な努力でない、ただの狼狽を努力と思い込んで混同しているところが区別できないのでは、あなたが人類の進歩と無関係になってしまうのです。 https://oshiete.goo.ne.jp/qa/1903325.html によるとNo.4yuhkoさんを引用すれば「例えば地動説を称えたコペルニクスは同時にカトリックの司祭でした。地動説の発表をためらったのも、自説が誤りであった場合、カトリックの名誉を傷つけるのではという心配からでした。」そういう信心の努力と同時にデータ収集の努力をしています。片手落ちの努力では人類の進歩などに無関係です。

回答No.2

>さて縄を鉛直に伸ばす方法があるでしょうか。成功を願う学者は昨年実験したのですが、縄をためしに伸ばそうとして成功しませんでした。 潮汐力は、小さい物体には「作用しないと思えるくらいの小さな力」しか及ぼさないので、縄を宇宙船から出した程度では「目にみえるほどの潮汐力は働かない」ので、縄は伸びません。 >その水滴は鉛直方向にフットボールの様な紡錘形にならねばならぬでしょう。 >テザーの錘が潮汐力で天に上がっていくのならそのときにも、水滴は船内の鉛直方向に長軸を持ったフットボールの紡錘形を示すはずです。 潮汐力は、小さい物体には「作用しないと思えるくらいの小さな力」しか及ぼさないので、非常に小さな水滴が紡錘形にまで変形しません。潮汐力で変形するのは、多分「ミクロンの1万分の1未満」でしょう。その変形を「肉眼で捉える」のは不可能だと思います。 貴方は「変形が見られない」を「潮汐力が働いてない」と勘違いしていませんか?そして「潮汐力が働かないから潮汐力を使って実現できない」と思っていませんか? さて、ここからが本題。 >問1敗北宣言はいつするか? たぶん、敗北宣言は行ないません。彼らは「失敗した」と思っていないからです。 >問2なぜ敗北宣言なり、その映像なりを公開しないのでしょうか。 彼らは「現状では無理だったけど、何時かは可能」と考えています。 公開しない理由は、失敗の映像を公開すると「これ以上無駄な事に金をかけるな」と批判され、研究する環境が悪化する恐れがあるからです。 >問3できないことをできると強弁する彼らをどうやって説得したらよいでしょうか。 説得は不可能です。 貴方の「宇宙エレベータは不可能」と言う主張は、ライト兄弟が「動力飛行」を行なう以前の「人間は空を飛ぶのは不可能」と言っていた人達の主張と同じだからです。 軌道エレベータ賛成派の人達は「今はライト兄弟が出現する前の時代と同じで、人間は空を飛べないというのが常識だった。でも、科学技術力が向上して、人間は空を飛べるようになった。軌道エレベータもそれと同じで、何時かは実現可能だ」と主張するでしょう。 彼らを論破するには「物理的に不可能だという事を証明する」しかありません。

masaban
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 >潮汐力は、小さい物体には「作用しないと・・「目にみえるほどの潮汐力は働かない」ので、縄は伸びません。 どんな小さな現象を見逃すまいと努力し、その為の工夫をする事を「科学」と呼びます。 特にその努力と工夫の行為を実験と呼び、大学の基礎課程で、技術と共に心構えを教わります。数日眠らず実験課題をこなす、そういう講座は科学に拠り所とする心構えの植え付けが無ければ無意味です。その基本を忘れれば講師の資格、評価者の資格があるわけもありません。科学者の基本なのです。 そのような観点から見て、目に見えぬものを信じるのは宗教です。目に見えなくても、観察し、数値評価を試みるのが科学です。 どんなにわずかな小さな力も工夫をすれば明確に実験により有無を判定できます。また目を凝らせば、身の回りに実験に代わる事象が存在します。賢人はその事象を見逃しません。 たとえば宇宙船内の水滴は潮汐力に敏感です。利用できるほどの力を生み出す潮汐力があれば敏感に形状に表れるのです。 >貴方は「変形が見られない」を「潮汐力が働いてない」と勘違いしていませんか?そして「潮汐力が働かないから潮汐力を使って実現できない」と思っていませんか? そのとおりです。やっと話が通じます。 >たぶん、敗北宣言は行ないません。彼らは「失敗した」と思っていないからです。 宇宙(軌道)エレベータの発想の起源はいつどこで誰になされたか、回答者は調べたことがありますか。? ご存じなら先人の発案者が断念の理由とか、だれよりも資金と能力の十分なNASAが真っ先に建設をなぜはじめないのか考えたことはおありでしょうか。第一発案者断念の理由もNASAの理由も同じです。NASAでは非科学と判定されたからでしょう。 日本の先生はまず世界で最初の発案者ではありません。マネをしているのです。発案者が撤回したものを蒸し返したので、すでにちょっとばかり不名誉なのですが、実験でそれを世界に先駆けてデータで否定したとすれば、まだ名誉の一つを稼げるでしょう。 さて世界に迷信があった時、たとえば宗教裁判にかけられてさえデータを示して地動説を唱えた偉人がいたそうです。彼は後世に伝えられる偉人となりました。 その偉人に名を連ねるチャンスをおめおめ逃すなら、大ばか者でしょう。 >彼らは「現状では無理だったけど、何時かは可能」と考えています。公開しない理由は、失敗の映像を公開すると「これ以上無駄な事に金をかけるな」と批判され、研究する環境が悪化する恐れがあるからです。 ご回答者のご明察に敬服します。わたしが評価したのではなく、ご回答者のご評価ですので皆様方には誤解のなきようお願いします。 宗教裁判にかけられたキリスト教徒の一人のあの偉人のようにデータを示して立場を明確にすれば世界に先駆けて名誉を得る機会があります。 保身のために公開しないのなら、すでに教育の場で学生を引率する資格がありません。彼らは科学者ではないのです。詐欺師になってしまうのです。 >貴方の「宇宙エレベータは不可能」と言う主張は、ライト兄弟が「動力飛行」を行なう以前の「人間は空を飛ぶのは不可能」と言っていた人達の主張と同じだからです。・・、何時かは実現可能だ」と主張するでしょう。 夢は科学ではなくて夢です。ライト兄弟は実験をして、小型模型の実験を確かめてから命を飛行に預けたはずです。ライト兄弟はそのところが夢ではなく科学なのです。 夢は科学の裏打ちが無ければ叶わないのです。科学とは難しい計算に心を迷わせる事ではなく、実験で確かめるものです。小柴のカミオカンデも実験で確かめが無ければ、測定が無効になればただの世迷言です。

  • 9133313
  • ベストアンサー率19% (266/1349)
回答No.1

研究者は机上の空論で物事を語ります。 しかし、実際にはどのようにエレベータを構成するか、重力が変化していくエレベータをどのように無重力空間まで運ぶか、etc 製造業者の実現可否を考慮せず、提案しただけです。 リスクが大きすぎて、製造メーカーが現れても、実現できるまでには限りない失敗の連続でしょう。 飛行機で大気圏外へ輸送するほうが実現的です。 机上研究者と実験研究が上手く連携する必要があります。 この案に賛同する実験研究者が現れるか、疑問です。

masaban
質問者

お礼

早速のご回答ありがとうございます。 実験賛同者がいます。こともあろうにJAXAと大林組です。 https://www.obayashi.co.jp/recruit/shinsotsu/challenge/spaceelevator.html の大林組が建設予定だそうです。 欲が絡む、利益が絡むと目が曇るといいます。ほとんど利益がないのかもしれぬ事業に、心の目は、地位欲や名誉欲や、本当にスズメの涙くらいのわずかな欲で見えるものが見えなくなる。人間の性って強いのですね。

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