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宇宙エレベーターって無理なのでは?
重力平衡形状という性質により、 ある高さを超える建造物を作ることは不可能で、 その高さの限界はエベレストだろうと、 言われているそうです。 じゃあテレビで何度か見た宇宙エレベーターって、 無理なんじゃないですか?
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建設方法として、まず静止軌道上に人工衛星を設置し、地球側にケーブルを少しずつ下ろしていきます。地球側に伸ばしたケーブルが地上に達すると、それをガイドにしてケーブルをさらに何本も張って太くし、構造物を構築します。その為、重力平衡形状による悪影響はなく、逆に重力を利用して作ります。 大林組が建設の視点から、2050年の実現を目指すと報道されているので、かなり現実味のある建造物です。 http://www.kotomatome.net/archives/22437775.html このように書いていますね。 この前NHKでやっていた「2050年 宇宙エレベーターの旅」を見ましたら、 地球に下ろすと人工衛星ごと落ちてしまいますので、 宇宙側にもケーブルを伸ばし、遠心力と重力をつりあわせながら接続するようです。
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- foomufoomu
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現時点では、静止衛星の高度から地上に届くまでの長いロープは、途中で自重で切れてしまう程度の強度のものしか作れないので実現不可能ですが、過去にはNASAもJAXAも2030~2050年ごろの完成を目指すと発表しています。(ただ、今はその部分はWebから消えているみたいです。) 日本では「宇宙エレベーター協会」という学者の団体が研究中です。 http://www.jsea.jp/
お礼
ありがとうございます。 宇宙エレベーター協会なんて在るんですね。 現時点では自重でロープが切れちゃうんですね。
- catseyeeye
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造るのに無理があるか無いかよりも 造る事に意味があるかどうか・・ですね・・ 必要性が無いから要らないし その点から考えると造らないでしょうね・・ 制作費持ち逃げの為の募金集め・・になるかもね
お礼
ご回答ありがとうございます。 言われてみれば、必要かどうか、疑問ですよね。 もし制作費持ち逃げが目的でトンズラされたら嫌ですよ~。
宇宙エレベーターの建設は静止衛星軌道上から始めます。静止衛星から、下へ下へと伸ばしていくわけですが、単にそれだけだと、全体が地球を回る公転周期が静止衛星軌道のもののため、下に引っ張られて全部が落ちてしまいます。 そこで、上にも伸ばしていきます。そうすると、やはり公転周期が衛星軌道のもののため、遠心力で引っ張られるようになります。それでバランスしながら宇宙エレベーターを建設していきます。 そういうバランスのとり方は、もう理論上は完璧にできています。しかし、ご心配の強度の点でまだまだ問題があります。宇宙エレベータは、例えばロープで引っ張り上げるのだとすると、ロープにはロープ自体の重みも加わります。何せ約4万kmありますから、人や物を載せるエレベーターの箱より、ロープのほうがずっと重くなるのです。 それを支えるため、まず引っ張りには大変に強度の高いカーボンナノチューブを使い、さらに上になるほど太くなるテーパー構造を採用することになっています。それでも現状の技術では、最低限度必要な強度の2倍にしかならず、実用としては危険すぎて使い物になりません。 その他の問題も含め、技術的な進歩がいろいろと必要とされています。宇宙エレベーターはいつかは実現すると思いますが(ロケットだけでは限界があり過ぎ、スペースデブリも多過ぎるため必須)、まだ見通しは立たず、容易ではないということも事実です。
お礼
ご回答ありがとうございます。 そうやってバランスを取るわけですね。 ロープの強度の問題がネックなんですね。 宇宙エレベーターの必要性は確実に存在する様ですね。
お礼
ご回答ありがとうございます。 重力平衡形状の影響を受けない様に、なっているんですね。 あの大林組が2050年の完成を考えておられるなら現実味は高そうですね。
補足
教えてくださったリンク先の全文を読んでみました。 たいへん勉強になりました。