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原発から出てる放射のとは違う種類なのですか?
飛行機に乗ってる時に 宇宙から浴びる放射能は 原発から出てる放射のとは違う種類なのですか?
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#3様に近いようですが… まず、ジュラルミンで覆われた飛行機内には(それが正常に飛行している状態 である限りは)放射能もアルファ線も殆どのベータ線も入ってきません。ジュラ ルミンで遮蔽を受けます。 結果、飛行機ではガンマ線と中性子線が中心となり ます。 いずれも大気での遮蔽効果は望み薄で、地上で受ける放射線量とあまり 変わらないでしょう。裏を返せば私たち生命体が20億年にわたり受け続けてきた ものです。これに関わる危険性は、他の方にお任せします。 まぁ、最近は高度 2万メートルを飛ぶ飛行機もあります。2万メートルとなるとバン=アレン帯下 層なので、地球磁場が曲げた放射線がやや多量に襲ってくるかもしれませんが、 たぶん議論するほどではないのかもしれません 原発については、中性子線は核分裂反応のような反応で発生するものですから、 プルトニウムを使っている文殊原子炉からなら、でるでしょう。でもプルトニウ ム自体の半減期が長いため、そんな多量にはでないでしょう。つまり、フクイチ からの中性子線はでないとみるべきでしょう こんなところでしょうか
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- SPROCKETER
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宇宙から降り注いでいるのは宇宙線(高エネルギー放射線)で、原発事故で環境を汚染しているのは放射能(放射線源)です。 宇宙線は大気圏で減衰しますが、ミュー中間子線のように地上まで降り注ぐ放射線もあります。遮蔽するのは不可能ですが、人体への影響は僅かで、心配する必要はありません。航空機で上空を飛行したり、宇宙ステーションで周回していても、金属製の外壁で遮蔽されているので、放射線は許容量にしかなりません。 それに対して、放射能は放射性物質による環境汚染や体内汚染ですから、皮膚が炎症を起こしたり、体内に放射線源が長期に渡って留まって、体細胞をガン化させる危険があります。放射能の方がよほど危険ですね。 深刻な被害を与えると言われるのは、骨や骨髄に残留する放射性物質(ストロンチウム)などで、他にも体脂肪、生殖器官、肺などに残留する放射性物質があります。 原発事故で放出された放射性物質が危険なのは超ウラン元素が多く含まれているからで、核崩壊を繰り返すたびに有害な放射線を放出する元素が多く、半減期が比較的長い元素は長期に渡って被爆するので危険です。 宇宙線は心配いりませんが、原発事故で放出された放射性物質は危険なものばかりです。体内被曝が与える影響が特に大きく、何十年にも渡って続く例もあるので、注意が必要なのです。
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ありがとうございました。
- 雪中庵(@psytex)
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放射線には、飛ぶ粒子にいくつかの種類があります。 アルファ線は陽子・中性子2個ずつのかたまり (重いので遠くまで飛べない)、ベータ線は1個の 電子、ガンマ線は光子、中性子線は中性子です。 聞きなれた素粒子も、核分裂やそれに由来する宇宙 線は、非常に高エネルギー(速度が速かったり振動 数が大きかったり)するので有害です。 (元になる核反応によって、発生する粒子のエネル ギーは異なる)
お礼
ありがとうございました。
- tetsumyi
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放射線そのものは違いませんが、原発から出た放射性物質は生活環境にとどまったり食物に入り込み体内に取り込まれて長い間放射線を出し続けることで細胞、染色体を壊すことで確実にガンの発生リスクが非常に高くなることが重大な問題なのです。 宇宙の放射線は地上にはほとんど届きませんし、飛行機に乗って長時間移動するのでない限り影響はほとんどありません。 いつも飛行機に乗っている乗務員は、発ガンリスクが高くなると言われています。
お礼
ありがとうございました。
- sailor
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まず最初に放射能と放射線を区別してくださいね。放射能とは放射線を出す能力の事(正しくは放射性崩壊と言う核反応を起こして別の物質に変わる能力)です。従って放射能を浴びると言う事はありませんし、そのような使い方は間違いです。正しくは放射線を浴びると言う事になります。 さて、放射性物質からでる放射線ですが、大きく分けて4つの種類があります。 聞いたことがあるかもしれませんが、α線(アルファせん)・β線(ベータせん)・Γ線(ガンマせん)・中性子線(ちゅうせいんしせん)の4っつです。 この中でΓ線だけは物質ではなく電磁波ですがそれ以外は原子よりも小さい(原子の部品とでも思ってください)粒子が非常に大きなエネルギー(運動エネルギーや電気的なエネルギー)を持った状態のものです。 原発や原爆などからでる放射線と宇宙で浴びる放射線とは種類が違うかと言う事ですが、結論から言うと同じです。因みに私たちにとって欠くことのできない太陽からも非常に強い放射線が出ています原子爆弾のような核分裂反応とは異なり太陽は核融合反応と言う反応で光と熱と放射線を出してい居るのですが、この反応では原爆のように放射能をもった物質(放射性物質)が出来る事は無いのですが、反応している時には盛大に放射線が出ます。そして、それは地球にも押し寄せてきますが、地球には地磁気と大気と言うバリヤーがあるため、太陽からの放射線はごく一部しか地表には届きません。オーロラってご存知ですよね?あれって太陽からの放射線が地球の大気の分子と衝突してエネルギーを放出した時に出る光なんですよ。北極や南極などの極点に近い所で見られるのは、地磁気によって放射線が曲げられる性質(中性子線を除く)があるためです。 ついでですから少し放射線の種類ごとの特徴を書いておきますね。 α線 α線はプラスの電気を帯びた粒子ですが、さえぎるのは簡単です。 厚紙や薄い金属板(アルミ箔を数枚重ねた程度)でさえぎる事が出来ます。簡単にさえぎる事が出来るから危険がないかと言うと決してそんなことはありません。さえぎることができると言う事はその放射線の持っているエネルギーを受け取った言う事で弾に当たったと言う事なのです。確かに突き抜ける力はちいさのので体に当たっても体の深い所まで届きませんのが、皮膚などの表面の細胞は間違いなく破壊されます。 β線 β線電子そのものまたは陽電子と言うプラスの電荷をもつ電子のようなもの(これを説明するのは難しいので・・)です。これもα線よりは突き抜ける力が強いのですが数ミリ程度のアルミ板とか数センチ程度のプラスチックの板などでさえぎる事が出来ます。α線より深くまで届きますので皮膚だけでなくもっと深いからどの組織まで破壊します。 Γ線 Γ線は粒子ではなく電磁波です。電磁波って何?って思うかもしれませんが、ラジオやテレビなどの電波や光や赤外線や紫外線・・これらは全て電磁波です。このうちで波長(電磁波と言うとおり、電気と磁気の波なのですが、この波の振動が早いほど波長が短くなり、波長が短いほどエネルギーが集中しやすくなります)の極端に短いものです。さえぎるには分厚い鉛などの金属板や分厚い(1mとか)のコンクリートとかが必要で、とても突き抜ける力が強い放射線でとても遠くまで届く特性もあります。しかし、人体に当たった場合でも突き抜けてしまえば影響はほとんどありません。しかし突き抜けなかった場合は体中のどこの細胞でも破壊する力があります。他の放射線と異なり物質ではなく電気も持っていません。 中性子線 中性子線は電気を持たない小さな粒子です。もっとも突き抜ける力が大きな放射線でもあります。有効にさえぎるには数メートルにも及ぶ水などの壁を作るなどの必要があります。この放射線は突き抜けたとしても差の手前にあった細胞も破壊している可能性が高いのもとくちょうです。言わばものすごく小さな(原子より小さな)無数の超高速の弾丸が降り注いでくるようなものです。他の放射線と異なり運動エネルギーで当たった物を破壊していきます。 かなり、おおざっぱですが放射線と放射能の違いとか放射線の種類とかなんとなくでも判って頂けたら幸いです。
お礼
ありがとうございました。
- terminator_5
- ベストアンサー率37% (182/487)
放射能という言葉が使われ始めたきっかけはキュリー夫妻が天然のラジウムがアルファ線と呼ばれるヘリウムの原子核を放出しながら気体のラドンに変化して徐々に減っていく現象を発見したことによります。 以前は放射能の単位としてベクレルの代わりにキュリーが使われていました。 つまり放射能とは物質から放たれる放射線の強さを表しています。 一方宇宙を飛び交う放射線には、主に銀河宇宙線と太陽宇宙線が存在します。 銀河宇宙線には超新星爆発に伴う陽子線の他、ブラックホールから放たれるX線などがあります。 太陽宇宙線は太陽風によって運ばれる陽子や電子、アルファ粒子の他、太陽フレアと呼ばれる爆発現象に伴うX線、ガンマー線、高エネルギー荷電粒子が生じることもあります。 多くの宇宙線は地球の磁気圏によって経路を変えられ、一部は北極や南極に降り注ぎオーロラを発生させます。 太陽風には銀河宇宙線を遮る効果もあるため、太陽活動が低下すると宇宙線の量が多くなる現象も確認されています。 大気圏に到達した宇宙線は大気と衝突してミューオンなどの荷電粒子に変わったり、大気中のアルゴンを放射性のカリウム40に、炭酸ガスの炭素をC14などの放射性同位体に変えて、地上に降り注ぎ、生物に取り込まれています。 これらは自然放射線として太古の昔から地球に存在しますが、飛行機が飛ぶ成層圏近くは必然的に放射線や放射性物質の量が多くなります。
お礼
ありがとうございました。
- notnot
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飛行機に乗っているときに放射能は浴びません。浴びるのは放射線です。 「放射能を浴びる」というのは、多少不正確ですが、わかりやすく言うと、放射線を出す物質を浴びることです。立ち入り禁止地域をマスクを付けずに歩くと、空気中を漂っている放射線を出す物質(放射性物質)の微粒子を吸い込んで体内に溜まり、それが体内で放射線を出したりします。もちろん、マスクを付けても体に付着するでしょうから、ちゃんと洗浄する必要があります。 飛行機に乗っていたり、レントゲン写真を撮ったり、CTスキャン検査を受けたりというのは、そのとき放射線を浴びるだけです。 放射線の種類としては、何種類もありますが、宇宙からの放射線に多い種類と、原発から出る放射性物質の出す放射線に多い種類は違うようです。
お礼
ありがとうございました。
基本的に同じものです。 飛行機に乗りながら放射線量を測ると、結構面白い数値が出ますからね。
お礼
ありがとうございました。
- neutrino_86
- ベストアンサー率24% (46/188)
周波数は違うかもしれませんが、身体に有害という点では同じです。 http://kohseichuo.jp/bumon/shinryouhoushasenka/検査qa/放射線の被ばくの事
お礼
ありがとうございました。
お礼
ありがとうございました。