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大学教員の忙しさについて
- 大学教員の忙しさは個人や大学によって異なりますが、一般的には忙しいです。
- 大学教員は教育や研究だけでなく、学生のサポートや行政業務なども行うため、多忙な日々を送ることが多いです。
- しかし、大学教員は自分のペースで仕事を進めることができるため、柔軟に働くこともできます。
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自分のペースでできることと、できないことがあるので、一概には言えません。 教育=授業に関する部分は、持ちコマ数と開講時間=拘束時間が決まっているので、自分のペースではできません。授業の準備にかかる時間も計算に入れると、自分のペースでは難しい部分があります。 その他に、教授会や学内の各種委員会、会議など。オープンキャンパス等の大学行事。大学運営や研究費獲得のために必要な各種申請書の作成。 こういったものも、自分のペースでは取り組めません。 大学教員の場合、こういった「大学での拘束時間が決まっているもの」と「生活のために必要な時間」を除いた残りのの大半時間を研究に宛てています。 研究は、自分のペースでできる部分ですが、何をもって「忙しい」と判断するか、難しい部分です。 仕事量と成果はある程度連動しますが、必ずしもそうとは限りません。成果に結びつくまでに長い時間が必要な研究は、端から見ると「のんびりしている」ように見えるかもしれません。いつも定時で帰宅するから暇そうな先生だなと思っていたら、大学では落ち着いて論文が書けないから、帰宅後や休日に自宅に籠もって論文を書いている、という人もいます。ボーッとしているように見えても、実はずっと研究について思考中、ということもあります。 また、研究=仕事、と考えた場合、大学教員=研究者というのは、仕事と趣味の境界線が曖昧な人も多いです。端から見れば「仕事で忙しそう」であっても、本人は趣味と仕事のミックスした状態で、忙しいとは思っていなかったり、逆に、端から見れば「仕事というよりも趣味みたいもの」であっても、本人はそんなに気楽でもなく、忙しさとストレスでバテバテ、なんてこともあります。 大学教員というのは、忙しさについて「なにが普通か」という尺度を持ち込みにくい職業だと思いますよ。 研究者としては、授業や「雑用」で忙しいよりも、研究で忙しい方が、望ましい時間の使い方なのですが、現実にはなかなかそうはいかないことが多いです。
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- hue2011
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大学の教員といいますけど、大学教授、准教授、助教、講師の話ですよね。 こういう人は本来は研究者ですので、所属している学会に論文を提出する義務があります。 1年に何回も出す人もいますし、それほどでもない人もいますけど、1年に1回も出さないと問題になります。 研究者としてまじめでないとみなされるからで、次年度の予算が削られたりします。 とはいえ、勝手なことを書いて発表なんていうことはできませんから、それなりに資料を収集し、分析するということは必要です。 この段階で学生に手伝ってもらうわけです。 シミュレーション計算とか、力業であるようなプログラムなんかを頼んだり、実験を頼んだりするわけです。 こういうのが当人の卒論になるわけなので、丁寧にやった上どうプレゼンをするかということも教える必要があります。 大学院の学生を持っている教授は、より高度な研究の手伝いを頼めます。 自分の学生というのではない学生に対しても講義をし、試験をしたりレポートを受け付けます。 試験なら採点は簡単ですけど、レポートや論文となると、きっちり読む必要があります。 これは自分の専門の学会論文ほどの価値はないのがほとんどですから読むのはそこそこ労力が必要です。 この手の学生のお世話をしていると自分の論文を書くことがおろそかになりますので、ときどき馬力を入れて書く作業をするのです。 まったりと暮らせる学者なんてたいがいいません。
お礼
ご回答をありがとうございます。 まったり暮らせる学者はたいがいいないんですね。 参考になりました。
お礼
くわしく回答いただきましてありがとうございます。 なかなか複雑なんですね。