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大学院での教員免許取得
- 大学院で教員免許を取得するための方法とは?
- 公民科の免許取得を目指している大学生が他教科の免許を取るためにはどのような方法があるのか考えてみました。
- 経済学研究科へ進学しながら教員免許を取得することは可能なのでしょうか?
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若干の補足回答をしておきます(私はユーザ情報を見ることがあまりないので、念のため)。 「教科に関する科目」以下は必要事項を全て列挙しましたので、教養科目で取れている場合はそれで大丈夫です。 「教職に関する科目」も、中高で重なる部分についてはそれでよしです。 他の教科を取得する場合、ご存知でしょうが、「教科教育法」4単位を取得する必要があります。 よって、「教科に関する科目」+「教職に関する科目のうち不足分」を取れば、新たな免許を取ることはできます。 今の課程だと、教科に関する科目の負担はあまりないと思います。 ただ、中学校社会科の免許取得の場合、新たに実習に行っていただく可能性はあります。現在は中学校では3週間(5単位)の実習が必要だからです(高校は2週間3単位ですよね)。 中学校の免許を取得する場合は、さらに教職に関する科目を若干積み重ねていただく必要があります。あと、7日間の介護等体験も必須です。 また、中学社会と高校公民の「教科に関する科目」は、「法律学、政治学」「経済学、社会学」「哲学、倫理学」で重なる部分が多いので、おそらくは地理歴史の科目を「日本史」「外国史」「地理学」「地誌」から取れば大丈夫だと思います。大学によっても異なりますが、総計で大体12~16単位ですね。 高校地理歴史科の場合、これに「自然地理学」を加えるとOKというケースが大半です。ですので、新たにお取りいただく「教科に関する科目」は、30単位程度で済んでしまう可能性もあります。 ただ、これらの科目は「修士課程修了に必要な科目」にカウントされませんので、院生さんにはきついかもしれません。 繰り返しになりますが、高校公民科の免許が取れていても、原則は大学院では、在籍していた学部の教科の免許のみ取得可能です。例えば、中学国語の免許が取れる大学から英語の専修免許状が取れる大学院へ進学した場合、国語の1種免許状のみ取得できます。 ただし、これは制度上の話であって、実際は教務担当でもフレキシブルに対応して下さる例を複数の大学で知っていますので(他の科目も取得できるケースがある)、大学院進学前に、教職担当窓口にお問い合わせされるとよろしいかと思います。
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ダイレクトな回答は、「一般的には可能ですが、かなり困難な道になります」ということです。以下、説明します。 制度的には、大学院では修了に必要な科目のほかに、別途公民科に必要な科目を取っていただく必要があります。残り単位を、制度上は「科目等履修生」という身分で、学部生と一緒に取ることになります。 高等学校公民科以外の免許に関する科目は、原則として取れません。 ご質問文上の分類では、制度上は「2=3」ということになります。ですので、経済学研究科への進学がよいでしょう(教育学研究科へ進学してもメリットは全くありません。それよりは教育学部への編入の方がはるかによい)。ただし、体力が続かないという場合は、別の道をお選び下さい。 単位の不足分については、今の大学で確認しておいて下さい。 偶然にして、「高等学校公民科専修免許状」が取れる可能性はありますね。この場合は、大抵の大学が、都道府県教育委員会に一括申請をしてくれますので、申請の手間が省けます。 実際には、それ以外を取れる場合があります。 大学院のある大学の教職担当と掛け合うと、取れる可能性があります。 ただし、「教科に関する科目」「教職に関する科目」「教科または教職に関する科目」「日本国憲法」「体育」「外国語コミュニケーション」「情報機器の操作」は、大部分を改めて取り直す必要があります。後4者は、教養科目で取れていると思います。 教科に関する科目は、中学校社会科なら「日本史及び外国史」「地理学(地誌を含む。)」、高等学校地理歴史科なら「人文地理学及び自然地理学」などですね。 ご質問文中の教科の免許は、すべて通信教育を行なっている大学で取ることができます。 ただ、ほかの免許を取るなら、3年次編入(か、中学校の実習と教職総合演習が終わっていれば通信教育)の方がよいでしょうね。 あとは、教科に関する科目をある程度持っていれば1年間で免許が取れる「教職特別課程」というものもあります。適切なページが見当たらなかったので、ご検索いただければと思います。 高校公民だけだと、中学社会については実習をやり直し、ということになります。 教職への道は険しいですが、それだけのリスクを引きうけるご覚悟はありますか?
お礼
アドバイス、ありがとうございました。 私としては、やはり可能な限り、経済学研究科へ進学して教員免許を取る方向で考えていきたいと思います。 > ただし、「教科に関する科目」「教職に関する科目」「教科または教職に関する科目」 > 「日本国憲法」「体育」「外国語コミュニケーション」「情報機器の操作」は、 > 大部分を改めて取り直す必要があります。後4者は、教養科目で取れていると思います。 後ろの4者はすでに取れています。 大学では、今後他教科の免許を取ろうとした場合「教科に関する科目」に関してはまた単位を取り直さなおさなければいけないと聞きましたが、「教職に関する科目」や「日本国憲法」「体育」「外国語コミュニケーション」「情報機器の操作」も取り直さなければならないのでしょうか。(そこまでは大学側に聞いていませんでした) それだと、本当に困難な道になってしまいます…。 > 高等学校公民科以外の免許に関する科目は、原則として取れません。 公民科の免許があらかじめ取れていた場合は、この部分も変わってくるのでしょうか。 (「補足」で後から一部質問内容を訂正しました。申し訳ありません) > 教職への道は険しいですが、それだけのリスクを引きうけるご覚悟はありますか? 教員になりたい気持ちは強くあると思います。 ただ、難関な教員採用試験の突破を目指すことのリスクを引き受けられるかどうか、 そこまでして自分は本当に教員になりたいのかどうか、このところずっと自問しているところです。 この夏で結論は出したいと思っています。 ありがとうございました。
補足
> 今の大学では公民科の免許しか取得できないのですが、地歴公民、商業、情 > 報や中学社会などの免許も欲しいと思うようになりました。 この部分を訂正です、すみません。 「地歴、商業、情報や中学社会などの免許も…」 公民科の免許は現在在籍している大学で取得できる予定です。
お礼
お礼が遅くなって申し訳ありません。 現在進学を志望している大学院へ問い合わせてみたところ、 高校公民以外の教科の免許も、学部の授業の単位を取ることで問題なく取得できるそうです。 (ただ、実際に取るとなると大変そうですが) どうもありがとうございました。