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補助リレーについて
直流用の補助リレーに交流電圧を入力した時、補助リレーは動作しないのですが、そのメカニズムが分からないので教えていただけないでしょうか。 補助リレーはDC24ボルト用で入力はAC70ボルト程度です。 経緯 補助リレーを用いた制御回路(直流)に誘導電圧が70ボルト程度のっています。なお、今のところ制御回路の動作に問題はありません。
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- mdmp2
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直流リレーの電磁石の巻線に交流を加えると、アーマチュア(鉄片)を引き付ける力が交流電圧の変化にしたがって変化します。交流ですから、瞬間電圧がゼロになるときもあります。その時は吸引力がゼロになります。よって、アーマチュアは、「ビー」という音を出して振動し、電磁石にピッタリとくっついたままにはなりません。 リレーの巻線は抵抗成分とインダクタンス成分があります。直流をかけた場合はインダクタンス成分は動作の遅延をもたらしますが、電流は抵抗成分によって決まります。 交流をかけたばあいは、インダクタンス成分が影響して、電流が小さくなり、吸引力が低下します。 以上、二つの性質により、直流リレーは交流では正しく動作しません。 ご質問の制御回路のリレーに70Vの誘導電圧がのっているということですが、制御回路の電源に乗っているのでしょうか?それとも、問題にしているリレーにのみ乗っているのでしょうか?
ぼくの誤読ならごめんなさい。 DC24V定格のソレノイドにAC70Vを加えても,可動鉄片が感応しないという状況でしょうか。 DC用のソレノイドは,銅線が細く巻き数も多くなっており,高いDC抵抗だけで流れる電流を抑えています。いっぽう,AC用のソレノイドは,DC抵抗に加えて,インダクタンスでも電流を抑えています。 DC用ソレノイドにACを加えると,高いDC抵抗にくわえ,インダクタンスも高いので,ほとんど電流が流れないのではありませんか。