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忘れてぞ「経し」の読み方。

いつもお世話になっております。 阿部次郎さんの俳句に 「漱石忌忘れてぞ経し師走月」 というのがあります。 ひらがなを当てると 「そうせききわすれてぞ〇ししわすづき」 となると思うのですが、 「経し」の読みがはっきりわかりません。 いろいろ調べると「とし」と読むことが一番確率が高そうなのですが、 確証がなかなか得られません。 この句においての「経し」をどのように読むかにつきまして、 ご教示いただけたらありがたいです。

質問者が選んだベストアンサー

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  • staratras
  • ベストアンサー率41% (1499/3652)
回答No.3

「へし」でしょう。 「古今著聞集」に前九年の役の際、衣川の館(たて)から敗走しようとした安倍貞任に向って源義家が「衣のたてはほころびにけり」と詠みかけたのに対し、貞任が「年を経し(へし)糸の乱れの苦しさに」と上の句を返答したという有名なエピソードがあります。

kirakuniOK
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 実例を挙げてくださって大変理解が助けられました。 「へし」だと語韻としてちょっとおかしいかな?と思ったのですが、 そんなこともなかったですね。

その他の回答 (3)

回答No.4

「漱石忌忘れてぞ経し(ヘシ)師走月」でしょう。 漱石忌を忘れて月日が経って(たって)しまって、もう十二月になった。 という意味でしょう。 三太郎にあったのですか?

kirakuniOK
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。 回答者様4名とも「へし」と読むとおっしゃられておりますので、 ここは「へし」に確定かとおもいます。 ちなみにこの歌は、宇多喜代子さんの書かれた「名句十二か月」という本に掲載されていたものです。どの歌集なのかはわかりかねます。

  • kuma56
  • ベストアンサー率31% (1423/4527)
回答No.2

へし・・かな? ひょっとすると、 ふし・・・かも??? 参考 http://dictionary.goo.ne.jp/srch/jn/%E7%B5%8C/m0p29u/

kirakuniOK
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。 なるほど、ご回答いただいたみなさまから「へし」というご指摘はいただいたわけですが、文語形では「ふし」とも読むようですね。 ご情報大変参考になりました。

  • SPS700
  • ベストアンサー率46% (15297/33016)
回答No.1

 「へし」(月日が経った)という意味の「へる」(下記)ではないでしょうか。   http://dictionary.goo.ne.jp/srch/all/%e7%b5%8c%e3%82%8b/m0u/

kirakuniOK
質問者

お礼

今回4名の方にご回答いただいて、みなさま「へし」であるとのご判断でした。どうもありがとうございました。

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