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成人T細胞性白血病/リンパ腫について

成人T細胞性白血病が新WHO分類では成人T細胞性白血病/リンパ腫という具合に「リンパ腫」が加わっていますが、白血病と白血病/リンパ腫の意味することの違いがよくわかりません。 HTLV-1によりリンパ節で腫瘍細胞増殖を起こすことも骨髄で起こすこともあるのですか? そうすれば、白血病/リンパ腫という表記に納得がいくのですが…。 回答、よろしくお願いします。

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  • unos1201
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回答No.1

http://www.med.osaka-cu.ac.jp/labmed/page077.html ATLは多彩な病形を示しますが、原因が同じものですので、血液中に異型T細胞が出る白血病型や血液には検出されず、リンパ節を中心に増殖するタイプなど5つのタイプに大まかに分類されます。 このように従来は違う病名がついていたものを原因からまとめなおしたのでこのような表記になります。 これ以外にも従来違う病名が複数ついていたものが同じ原因により起こると判明したものや、病理診断名を疾患名としていたものが、原因が判明することにより原因中心の疾患としてまとめなおしたものは結構あります。 原則として、発見した人の名前や発生した土地の名前、症状が同じようなもので症候群としていたものでも、原因や起因するものが同じであれば、治療にも共通点が出やすいので、疾患の分類をまとめ直す傾向があります。あまり細かく命名するより、xx病のyy型という方が好まれるみたいです。

参考URL:
http://www.med.osaka-cu.ac.jp/labmed/page077.html
saboten10
質問者

お礼

ATLはいろんな病型をとるので、このような表記になるということが理解できました。 ありがとうございます。