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八咫烏と三本柱の鳥居
八咫烏と三本柱の鳥居は関連性がありますか? 当然ですがどういう関連性かをご教示なく、単にありますというご回答は求めていません。
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>八咫烏と三本柱の鳥居は関連性がありますか? 下記のサイトの方のように関連ありとされる人もいますが、余り関連はないのではないかと思います。 参考 古来の鳥居は3本足だった - 不況対策!個人でも有効な方法 on-linetrpgsite.sakura.ne.jp/column/post_187.html 抜粋 それで、古代中国においては、"カラスは太陽神の使い"でした。 したがって、太陽神である天照大神の使役する鳥も、またカラスなのです。 だからこそ、鳥居は、カラスの住む場所と言えるのです。 中略 太陽に住む烏(カラス)は、 古代中国の時代から"3本足のカラス金烏(きんう)である"と信じられてきました。 3本足のカラスには、熊野の八咫烏がありますが、 元々は、金烏だったのが、日本において八咫烏となっています。 中略 実は、これらのような3つの足のある鳥居が、本来の鳥居の形なのです。 この事は、飛鳥昭雄氏が、その著書の中で、裏の神道組織「八咫烏」の頭領に、 「古代の日本は、全ての神社の鳥居が3本足だった」と言う事を確認しています 八世紀に入って書かれた古事記に天照大御神(あまてらすおおみかみ)が天の岩屋にお隠れになった際に、八百万の神々が鶏を鳴せたというお話が載っていて、この鶏を止まらせたのが鳥居だという説もありますが、「とりい」という形式の構築物はそれ以前からあったとされています。 鶏が止まった木が鳥居の起源であるとする説もおそらく「とりい」に鳥居という漢字があてはめられていたことからの連想ではないのでしょうか。 「とりい」という構築物の起源は良く分かっていませんが、神域の入口を表す注連縄がルーツだろうと考えられています。 「とりい」という言葉は「とおりいる」から転じたのではないかとされています 皇室の神事について書かれた皇太神宮儀式帳には於不葦御門(うへふかずのみかど)と記載されています。 屋根のない門という意味ですかね? 三柱鳥居の目的や意味が良く分かっていません。 渡来人である秦氏が神社のシンボルとして持ち込んだのではないかと言われています。 これも秦氏がどのような意味でシンボルとしたのか分かっていません。 秦氏は7世紀頃の氏族です。 八咫烏というのは、日本では神武天皇の東征の際に道案内をした神獣とされていますが、これが三本足の烏の姿をしているということは、古事記の神武東征の項では触れられていません。 この神獣を古代中国で太陽に住むとされたいた三本足の烏と結び付けたのは十世紀に書かれた倭名類聚抄です。 以上のように、時代経過を考えると三柱鳥居と八咫烏を結びつけるのは相当に無理があるということになります。
お礼
素晴らしいご薀蓄のご回答に感謝申し上げます。 もう少しお店を開いておきます。 ありがとうございました。
補足
つい三本足で古代の昔ってことで、関連性を推量しようとしてしまいました。 ありがとうございました。