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むち打ち症とニュートンの運動の法則
むち打ち症やシートベルトの必要性とニュートンの運動法則との関連性って何の事か誰か教えてください。お願いします。
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ニュートンの運動の第1法則「慣性の法則」 外部から何も力が働かない場合 静止している物体は静止し続け、 運動している物体は等速直線運動をする。 微妙に言葉は違うかもしれませんがこんなところです。 ようするに、速度(速さと向き)を変えるのが めんどっちぃんですよ。 止まってる物体はそのまま止まっていたいし、 運動している物体はそのままの速度で運動して いたいのですよ。楽(らく)しぃですな。 例えば、机の上にコップを置いて触らないとする。 このコップは1日経っても1年経ってもそのまま。 (お父さんがちゃぶ台ひっくり返したり、地震で 家が揺れたりしない限り) これが静止している物体は静止し続けるってこと。 スケートを考えたとき、一度滑り出してその後何もし なければそのままの速さを維持したまま滑り続ける。 (誰かにぶつからなければ) また、滑らかな机の上でビー玉を転がしてた場合も 同じことが言える。 両方ともかなりの距離を滑る(転がる)と止まってしま うけれど、これは滑る(転がる)面とスケート靴(ビー玉の面) に摩擦があるから。 この摩擦がなかったらずっと同じ速さで同じ向きに動 き続ける(=等速直線運動をする)。 これが運動している物体は等速直線運動をすると言うことです。 で、それと鞭打ちとシートベルトの関係でしたっけ。 まず、バスとか電車にのると、電車が発車するときに 進行方向と逆向きに、停車するときに進行方向に力が 働いているような感覚を受けたことがあると思います。 これは慣性力と呼ばれるものなんですが、その名の とおり慣性の法則によるものです。 停車するときを考えると簡単で、自分とバスが前方方 向にある速さ(40km/h)で進んでいたとしましょう。 バスが減速して30km/hになった時、自分には慣性の 法則でまだ40km/hで進んでいる。 このとき、自分の速さがバスの速さよりも早いわけで すから、バスの中で10km/hで前方に運動するような格 好になるわけです。 しかし、実際にはバスの床と自分の靴の間に摩擦が働 いて上半身だけ前方にずれるので、前方方向に力を受 けたように感じます。 実際にはバスの減速はこんなに急じゃないので、さほ ど力は感じないと思いますがありませんが、乗用車で ある程度スピードを出していて、かつ急ブレーキを使 った場合。 車の速度と自分の速度との間に大きな差が生じてしま った場合、車は地面とタイヤの摩擦で止まっても、自 分にはシートの部分のごくわずかな摩擦があるだけな ので止まりません。 結果として、シ-トベルトをしていないと、車と自分 の速さの差=急ブレーキ直前にだしていた速さでフロ ントガラスに直撃することになります。 (おそらくかかとが回転軸になるので頭から) これが、シートベルトの必要な理由です。 シートベルトで止まった場合、今度はシートベルトが 一種のばねの様な働きをして、反動で後方へ(シートの方へ) 跳ね返されます。もし、車に古いエアバッグが装備 されていたらそれが膨らむ勢いも加算されます。 その後どうなるかと言えば、急ブレーキで前方に振 られた頭が反動とエアバック勢いで後方に飛ばされ シートの頭の部分に激突します。 その結果、首の筋肉を損傷して鞭打ちです。 (最近のエアバッグはそうならないように一瞬膨らん でしぼむように出来てるみたいですが。)
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- kacchann
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「慣性の法則」ですね
お礼
ありがとうございました。
お礼
ありがとうございました