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水和物の考えかた
L-Asparagine(分子量132)132gとL-Asparagine・H20(分子量150)150gをそれぞれ1Lの水に溶かした水溶液は全く同じ水溶液と考えていいのでしょうか?
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#1です。 >「L-Asparagine 132gとL-Asparagine・H20 150gを溶かしてそれぞれ1Lになるようにした場合は全く同じ水溶液でしょうか?」 理論的には、どちらも 1 mol/L で、同じと言っていいと思います。 現実には、無水物のほうが吸湿しやすくて、その分、わずかに薄くなってしまっているなどということがあるかも知れませんが、それも、よほど管理が悪くなければ、無視できる程度でしょう。
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- Kemi33
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既に回答がありますが,L-Asparagine の濃度を考えてみて下さい。 L-Asparagine を 1 [L] の水に溶かした場合,水の密度を 1 [g/cm^3] とすると,濃度は [132/(1000+132)]x100 = 11.7% です。 L-Asparagine・H2O を 1 [L] の水に溶かした場合,濃度は [132/(1000+150)]x100 = 11.5% です。 本の少しではありますが,『全く同じ』ではないですね。
補足
ありがとうございます。 私の表現が悪かったようです。 私の意図していたところは「L-Asparagine 132gとL-Asparagine・H20 150gを溶かしてそれぞれ1Lになるようにした場合は全く同じ水溶液でしょうか?ということです。
- blackdragon
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厳密には異なります。 それぞれ、水溶液が1Lになるように溶かしたのなら、どちらも1M(1mol/L)ですが、1Lの水に溶かしたのなら、それぞれ、溶かして容積が増えた分、うすくなります。水和物150gの方が水を含んでいる分、容積の増加も大きくなりますから、うすくなる度合いも大きくなります。 いずれにせよ、正確な濃度の溶液を作る場合は、特別の事情が無い限り、少なめの水に溶かしてから、水溶液の量が所定の量になるように水を足していく「メスアップ」または「フィルアップ」と言われる方法をとります。 濃度がさほど正確でなくてもいい場合や、溶質の量が充分に少ない場合は、最初から所定量の水に溶かしてしまう場合も多いですが。 (前者の例:培地調製、後者の例:0.01g / Lの水溶液を作るような場合)
補足
ありがとうございます。 私の表現が悪かったようです。 私の意図していたところは「L-Asparagine 132gとL-Asparagine・H20 150gを溶かしてそれぞれ1Lになるようにした場合は全く同じ水溶液でしょうか?ということです。
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ありがとうございました。