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高校化学 水の電離平衡について(追加)
高校化学 水の電離平衡について(追加) 上記について、再度確認させてください。 「純水,または希薄水溶液の中では,水分子の濃度[H2O](水1Lの水分子の物質量)はほぼ次の値をとり,一定であるとみなせる。 [H2O]=1000(g/l)÷18(g/mol)≒55.6(mol/l)」 とテキストにあるのですが、この「ほぼ」と書く理由は水がわずかに電離していることによるのでしょうか? 細かいことを聞いて申し訳ございません。
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水の電離はごくわずか(1億分の1くらい)なので、これは完全に無視を していいと思います。 問題になるのは計算上の誤差の理由です。 水の密度が1.0[g/mL]になるのは0℃のときです。 しかし、酸・塩基では通常は25℃の状態で考えます。 4℃では密度が0.999973ですが、25℃では0.997044になります。 また、この例では純粋だけでなく、希薄溶液も含みますので、当然ですが、 1L中のH2Oの分子数はわずかですが変化します。 一番大事なことは、希薄溶液の濃度によってかわる分子数はごくわずかで、 1L中の物質量はだいたい55.6[mol]になるということがいいたい のです。従って、健全に一致するわけではないがほとんど変化しないという ことを強調するために「ほぼ」が使われているのです。
お礼
Saturn5さん ご回答いただきありがとうございました。 スッキリしました。