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細川内角の『樋口レポート』とは?

すみません。 細川内角の『樋口レポート』とはなんですか? どなたかよろしくお願い致します!

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  • taoyuany
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回答No.1

防衛問題懇談会で作成された「日本の安全保障と防衛力のあり方‐21世紀へ向けての展望‐」という名前のレポートです。 これが出された当時の流れは以下(防衛大綱解説より抜粋) 新防衛大綱策定の経過  平成2年に策定された中期防衛力整備計画(平成3年度~7年度)では、「将来における人的資源の制約の増大等に的確に対応するため、自衛官定数を含む防衛力の在り方について検討を行い、本計画期間中に結論を得る。」との文言が盛り込まれました。その後のソ連の崩壊により、東西冷戦が名実ともに終結したことなどを受けて、平成4年に上記中期防が修正された際には、上記の文言については、国際情勢の変化をも考慮して防衛力の在り方について引き続き精力的に検討を行うこととされました。  この検討の対象は、自衛隊の組織・編成・配置などを含む防衛力全般であり、この検討の結果によっては、前大綱の見直しにつながるものと考えられていました。 防衛庁内の検討  防衛庁では、これを受けて事務的な検討作業に入るとともに、平成5年6月には、広く国民各層の意見に耳を傾けることが重要との観点から、防衛局長の下に「新時代の防衛を語る会」を発足させ、6回の会合を開催し、幅広い観点から議論がなされたところです。  また、平成6年2月には、防衛庁長官の下に庁内体制を整えて検討を進め、もって政府としての検討に資するために、長官を議長とする「防衛力の在り方検討全議」を発足させ、20回以上に及ぶ議論を行ってきました。 防衛問題懇談会  前に述べた我が国の防衛力をめぐる環境の変化の中で、今後の我が国の防衛力の在り方について前広に検討に着手し、新たな防衛計画の大綱の骨子について有識者から意見を聴取することを目的として、平成6年2月、細川総理(当時)の下に「防衛問題懇談会」が設けられました。  同懇談会は、20回にわたる熱心な議論を経て、同年8月、報告「日本の安全保障と防衛力のあり方21世紀へ向けての展望」を村山総理(当時)に提出しました。  本報告は、我が国のこれまでのどちらかと言えば受動的な安全保障上の役割から脱すべきとの観点から、「能動的・建設的な安全保障政策」を追求すべきとしました。また、国際情勢等の変化に対応した新しい防衛力についての基本的考え方として、前大綱の基盤的防衛力の概念を生かしつつ、新たな戦略環境に適応させるのに必要な修正を加えることが適切であるとして、その上でこのような考え方に立った防衛力の改革・改編が、今後10年程度を目途に、順を追って、実施されることを期待するとしました。 以上抜粋終了。 内容自体は東京大学田中明彦先生のサイトにデータ化されて残っていますので以下ご参照ください。 [文書名] 防衛問題懇談会「日本の安全保障と防衛力のあり方‐21世紀へ向けての展望‐」(樋口レポート) [年月日] 1994年8月12日 [出典] 内閣官房内閣安全保障室 http://www.ioc.u-tokyo.ac.jp/~worldjpn/documents/texts/JPSC/19940812.O1J.html 以上質問者様の参考になれば幸いです。

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