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黒板の文字を斜めから見ると、どうして見えにくいのか
子供から表題のような質問をされました。 光の反射のせいだと思いますが、どうしてなのか説明ができません。 中学生に分かるように、教えていただけますか。
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正面から文字が見えるのは、黒板面とチョーク面の輝度が異なるためです。 光が正面から当たる場合、黒板面の光吸収とチョーク面の散乱を含む高反射率 で輝度差が生まれますが、窓から入る低い日差しのように入射角が浅いと、 チョーク面からの反射率と黒板面の反射率にあまり差がなくなり輝度差もで きないため、判別が困難になります。 お子様にでしたら、水面に石を投げ 込んだときと、「水切り・石飛ばし」で石が水面を何度も跳ねるときの違いを 思い出させてはいかがでしょうか さてオマケながら、入射角が浅いときの反射光は偏光になります。よろし ければ3D映画館で使う黒めがね(偏光グラス)で見えづらい黒板の字を 見てもらうのはいかがでしょう。どちらかの目は見えますし、メガネを傾け ても見え方が変わります。 そして、偏光ですので最近の黒板でしたら 大丈夫ですので、大目に水を含ませた雑巾で、横に黒板を拭いた場合と縦に 拭いた場合でどう見え方が違うか体験させられてはいかがでしょうか ではでは
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- shintaro-2
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>黒板の文字を斜めから見ると、どうして見えにくいのか お子さんは どのように見えにくいかは、言ってませんでしたか? 一つは、教室は左側に窓があるため、黒板の左側から眺めると黒板全体が暗く見えるはずです。 反射した光が眼に入りにくいからですね。 逆に黒板の右側から見ると、黒板全体が明るく見えるはずです。 ご家庭でも、白い紙か何かで光を当てる向きを変えて実験すれば理解してくれるでしょう。 もう一つは、単に字が潰れるため。 これもカレンダーとか何か大きな字が書いてあるものを斜めから見れば納得してくれるでしょう。 直方体が短く見えたりする、錯覚と絡めて教えてあげれば良いのでは? 残りの一つは、眼鏡をかけている場合で、黒板を斜めからではなく、黒板自体を斜めに(レンズの端部で)見る場合です。 黒板よりもホワイトボードの黒い文字が黒い文字とちょっとずれた青い文字に分離します(見難いというよりは、もはや気持ち悪いレベル)。 これは レンズの特性が出るパターンで、レンズの屈折率が赤い光、緑の光、青い光で異なり(波長分散と呼びます)その差が大きいためです。
お礼
レンズの屈折率まで説明していただき、ありがとうございます。 光の性質で説明すると、斜めから見た場合、黒板から反射する光が目に届きにくいから、という理解でよろしいでしょうか。
- trytobe
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チョークがひっかかって黒板に白い粉が残るよう、黒板の表面に塗られている細かい固いつぶつぶがあるのが、横からだとデコボコとして見えてくるから。 爪でひっかくと嫌な音が鳴るのも、そのつぶつぶがあるせい。
お礼
早速の回答、ありがとうございます。 なんでも、光の性質を使って説明しなくてはいけないそうです。
- ponyo7
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文字の幅がなくなっていくからだと思います。 正面から見て幅10センチの文字でも真横から見れば0ですから。特に漢字は読みにくいですよね。
お礼
早速の回答、ありがとうございます。
お礼
詳しい回答をいただき、ありがとうございます 単純なことかと思いましたが、そうでもなかったのですね。 勉強になりました。