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自分名義の家を母親に譲渡すると税金は?
両親とも80歳を越えています。今、住んでいる自分名義の自宅は来年度に不要になり、他県に移住します。自宅が建っている土地は父の所有となっています。贈与税などがかかるとすると父と母のどちらに譲渡したらいいのでしょうか? 56歳になる妹夫婦がいますが、私のこの自宅は不要であり、住む意思は無いと言っています。この自分名義の家は解体以外の選択肢はないものでしょうか? お知恵をお貸し願います。
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まず、解体するには100万円以上必要で、税金も増え、土地の管理(草抜きや排水管理)も大変です。 税金面も考慮すると、駐車場にするのが一番良いのですが、需要が無いのでしたら解体はしない方が良いです。 次に、両親への譲渡ですが、正式な手続きをすれば、登記費用や贈与税などが必要な上に、相続放棄までの間、両親の税負担が増えることになります。 両親が家を必要としていないのであれば、家の管理費を含めて貴方が負担するのが当然のように思えます。 また、両親が高齢なこともあり、家の処分についても、事前に貴方が不動産屋に相談するなりして検討しておくべきです。 ご両親の意思が不明ですが、ご両親が貴方の負担軽減のため全てに納得しているのであれば、税金分を両親が負担して、しばらくは現状維持でも良いのではないですか。 ご両親の健康状態もありますが、出来るだけ経費を掛けない状態で、両者に最良の方法を考えるべきです。 今後、介護が必要になる事もありますので、相続人である妹さんも含めて話し合うべきです。
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- 86tarou
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なぜ譲渡したいのでしょうか?どちらに譲渡しても、された方は贈与税を払わないといけません(110万円を超える価値の場合)。 なので、特に理由がなければ名義はそのままで良いのでは?譲渡しても将来また相続することになり、その時に価値があれば相続税の対象になるだけで国に貢献するだけでしょうし。 それに家を解体すれば土地の固定資産税が上がりますし、持ち主であるお父さんの出費が増えるだけです(最大6倍)。 ところで解体する選択肢もあるようですし、両親はそこに住んでないものと推測します(質問文には書かれていないため不明 ^^;)。素既に済んでおらず必要のない土地なら、この機会に処分してしまうのもありでしょう。将来相続するにしても、現金の方が手続きが簡単ですし。売ってしまえば、これからは固定資産税も掛からないという利点もありますよ。 ただし、家の場合は年々価値が下がるため、相続税だけを考えた場合(今回の場合は関係なし)は価値のある建物は贈与するより将来相続した方が節税になります(親から子に相続する場合)。
お礼
86tarou様、具体的な数を示してのご助言ありがとうございました。 土地の固定資産税が上がることは、熟慮しなければならないことですね。親の金銭的負担が増えることは、自動的に私の金銭的負担も増えることになるのですから。 私が済んでいるところは秋田県です。人口減少率が全国一の県であり、この町も消滅可能性都市です。また、毎年のように必ずやってくる冬。何か月も、毎朝、除雪することはとても難儀なことです。来年度、他県に移住するための住居は既にあり、妻はそちらに住んでいます。遠距離婚姻なのですね。退職してからの固定資産税、少なくとも秋田での固定資産税は払うことができないから、と遺産放棄を前提にしての質問でした。 一円でもいいから、どこかの不動産屋が買ってくれればいいのですが・・・ やはり、買い手を探し出してもらうことが先決事項のようです。 110万円、最大6倍という数字を留意しながら、最適な方法を検討していくつもりです。 86tarou様、何も知らない私に貴重なご助言ありがとうございました。 頓首百万です。
- fjdksla
- ベストアンサー率26% (1812/6770)
80歳を越えている両親(どちらか)に贈与して、贈与税を支払う 両親(どちらか)が亡くなって、貴方が相続して・・相続税を支払う。 と言う事が数年~20年ぐらいの間に行われる事になります。 沢山税金を支払いたいのであれば問題ないのですが・・・ 私なら・・・両親が亡くなるまでそのままにします。 そして、両親がそこに住むのならすみ続ければよいです。 不要になったのなら、安く貸し出すなど・・・ 貸し出しも無理なら売ってしまう。 売ることも無理なら、自治体に寄付する。 持っているだけでも固定資産税が掛かりますから・・・ 有効活用>売る>処分で何とかしないと・・・
お礼
fjdksla様、ご助言ありがとうございます。 (1)有効活用、(2)売る (3)処分 本当にそうだと思います。 できることなら、(1)、(2)、(3)の順で企画するのが正攻法と思うのです。また、その線に沿い、この15年くらい検討し、相談・依頼すべき所に赴いたきたところです。 質問で、私が舌足らずだったことをお詫びしなければなりません。 (4)遺産放棄をするという前提で、(5)今の自分名義の家を解体しなくて済む、(5)'解体費用が発生させたくない ということで考えた1つの苦肉の策でした。来年度に迫った退職を控え、自宅の解体費用を払ったら、その後の老後はとても苦しいスタートになる。また、現在の不動産による永続的な固定資産税(毎年30万円弱)からは逃れたいという気持ちからでした。 役場は非情なものです、「税金は分割して払う方法があるから」の一点張りです。固定資産税を少なくするとか、重い税金から身軽にさせてくれるなどのノウハウは一切アドバイスしようとしないのです。 藁にもすがるつもりで、質問させていただいたところです。 fjdksla様が親思いだということが文面からよく伝わってきました。私の場合は父親名義の土地に自分の家を建て自宅の隣が両親の家だからです。 誠意ある、また正攻法ともいうべき方途を示してくださいまして、ありがとうございます。 SNSでのお礼となり恐縮ですが、これでお礼とさせていただきます。
- kimamaoyaji
- ベストアンサー率26% (2801/10379)
不動産屋を通して賃貸すれば良いのではないでしょうか? 贈与税もかかりますし、両親が高齢ですから、相続税もかかると考えると、名義変更は得策では無いと思います、 土地がお父さん名義ですから、土地建物の税金分が得られて、たしょうお父さん夫婦の小遣いになる程度で、不動産管理で周囲でも安値になれば借りてはたくさん居ると思います。 更地にしたってお父さんに土地の税金は来るわけです。 近くの信頼の置ける不動産屋に相談してみては如何ですか?
お礼
kimamaoyaji様、ご助言の程、ありがとうございます。 私の悩み、否、私たち夫婦の悩みは、まさに、kimamaoyaji様の指摘するところにあるのです。 この秋田の田舎は、多くの市町村が消滅可能性都市に指定されていまして、この町も例外ではありません。今、自分名義の自宅を一旦、親に贈与し、自分が遺産放棄すれば、自宅の解体料金も発生しないのではないかと考えました。また、消滅可能性都市の名のとおり、土地を買いたい、またはこの町のどこかの土地が売れたそうだという話もあまり聞きません。来年の退職を控え、永続的な固定資産税の出費は少しでも減らしたいのです。銀行口座から容赦なく引き落としされるとも聞いたりします。 しかし、不動産屋に相談し、kimamaoyaji様のおっしゃるとおり、郷に入り手は郷に従え、の言葉にあるように地域のことは地域の不動産屋さんが何かしらヒントとなる知識・情報をつかんでいるかもしれません。 当たってみることにします。 見ず知らずの私に、貴重な回答ありがとうございました。 SNSでの、タイプによるお礼で失礼ですが、これにてお礼に代えさせていただきます。本当にありがとうございました。
お礼
3318r 様 回答ありがとうございました。 方策などが具体的であり、今後、私が想定もしなかった点に関してもアドバイスしてくださり、ありがとうございます。 バランスが大事なのですね、本当にそう思います。 確かに、両親に譲渡することは下策の極みだと思います。ありがとうございます、下策であることを確認できました。 駐車場もひとつの案として、方法はないかと考えてみます。隣に公共物が建っていますから、良いアイデアかもしれません。 両親とも、金銭的には余裕は全くなく、年間で50万円ほど面倒を見てあげている状態ですから、譲渡したとしても、家の管理費は3318r様がご指摘のとおりにすべきと考えておりました。 Keyはやはり不動産屋にあるように思えてきました。なにぶん、秋田県は全国一の人口減少県であり、当町も消滅可能性都市であることから消極的になっていたところがあります。多様な視点から熟慮してみます。 3318r様、正式な手続きをすれば・・・という観点からご助言くださり本当にありがとうございました。Net上でのお礼になることをお許しください。