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ドーピングについて
伝導性を高めるためのドーピングとして、 塩化鉄((3))を用いた手法があると聞きます。 論文などには”クロロホルムにポリマーを溶解させる”という表記がされていますが、イメージが湧きません。 これは文字通り、クロロホルムにポリマーを溶かして液状にしたものをドープすると解釈して良いのでしょうか? もしそうだとしたら、ドープ後にポリマーの形成・加工を行うのでしょうか?
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質問者が選んだベストアンサー
#1です。 おっしゃるように、クロロホルムとは限りませんが、ドーパメントとポリマーの双方を溶解する溶媒(例えばアミド系溶媒など)に溶ける必要があります。 ただ、例外的にですが、例えば薄いフィルム形状(数十μm以下)であれば、ドーパメントを溶解した溶液などにフィルムを含浸させ、乾燥するという手法も、文献で見たことあります。この場合、ドーパメント分布の均一さにかけるという欠点はありますが、どうしても手法がないときは、こういう手法もあるということを付け加えておきます 。ただこの方法は、いろいろ含浸時のファクターが絡んできますが・・・。
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- koji59
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回答No.1
おっしゃるとおりです。 で、このドロドロのもの(ポリマーの溶液)を、例えばフィルムなどに加工し、各種の測定を行います。 ポリマーが固形状態では、ドーパメントを均一に分散溶解させることが非常に難しいので、通常はこのような手法をとっていますね。
質問者
お礼
ありがとうございます。 この方法ではクロロホルムに溶けるポリマーしかドープを行えないということですよね? ポリマーに微粒子を分散させたブレンドフィルムへのドーピングを考えており、出来れば加工後のフィルムへのドープを施したかったのですが・・・ でも、試してみようと思います。 ありがとうございました。
お礼
大変参考になりました。 早速、試してみたいと思います。 本当にありがとうございます。