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ドーピング
スポーツ選手のドーピングってどんな成分だとひっかかるんですか? そんなに結果に違いが出るのですか? カフェインなども一応興奮材ですけど、栄養ドリンクなどはドーピングにひっかからないのでしょうか?
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>スポーツ選手のドーピングってどんな成分だとひっかかるんですか? それはもう多岐にわたっていて、一概に「これ」とはいえません。興奮させて気分をアゲアゲにするものもあれば、人間の限界にかけられているリミッターを外すものもあります。 例えば、人間は直腸温が38度(だったかな?)になると体がオーバーヒートするのでリミッターが作動して体温を上げ過ぎないように体が動かなくなります。マラソンなどの持久系の選手が急に体が動かなくなったりするのはこういうことがよくあります。しかしドーピングを使うと、このリミッターが外れて作動しなくなります。すると、体温が上がっても限界を超えて体は動き続けることができます。しかし、安全装置が外れるわけですから体は暴走し、最悪の場合は死に至ることもあります。だからドーピングは禁止されているのです。 >そんなに結果に違いが出るのですか? ドーピングが明るみになったり、「この人はどう見てもクロだろう」といわれている人たちをあげてみますね。 ★ランス・アームストロング(自転車) ツール・ド・フランスで前人未到の7連覇を達成。引退後に全戦全勝のアンチドーピング委員会が身辺調査を発表(アンチドーピング委員会が名指しで「調査する」とした選手は今のところ全員が発覚したか本人がカミングアウトしています)し、本人はドーピング使用をカミングアウトしました。当然、7連覇の記録は剥奪されました。 ★ホセ・カンセコ(野球) 88年に42本塁打(ホームラン王)、124打点(打点王)、40盗塁(!)を記録。引退後に堂々とドーピング使用をカミングアウト。「ドーピングって超ホームラン打てるようになるし、ちんこもデッカクなって超モテモテ!みんなも使いなよ!」といいまして世間の顰蹙を買いました・笑。ちなみにこの騒動には元奥さんも参戦し、元奥さんによるとドーピングの副作用で感情がコントロールできなくなりDV男になった上、これまたドーピングの副作用で睾丸がすっげー小っちゃくなったそうです(それを元奥さんに暴露されました。嗚呼)。 ★ハイディ・クリーガー(砲丸投げ) 旧東ドイツの「国家プロジェクトドーピング」の犠牲になった元女性。21歳のときに欧州選手権で優勝。しかしその後ドーピングでオーバーパワーになった肉体に肉体そのものがついていけずケガの続出で引退。肉体が変わり始めヒゲが生え、現在は戸籍も男性として暮らしています。選手時代は明らかに女性、でも今のお写真を見るとどう見ても男性。ドーピングで人生どころか性別まで狂わされたお方です。 ★マリオン・ジョーンズ(陸上) シドニー五輪で金メダル3個、銅メダル2個を獲得。後にドーピング使用が明らかになり、メダルはすべて剥奪されています。 ★フローレンス・ジョイナー(陸上) ソウル五輪で金メダル3個獲得。100mの世界記録は彼女が打ち立てた記録が現在も破られていません。ドーピング使用は公けにはなっていませんが、疑惑はかねてから囁かれており、1998年、38歳(!)にして心臓発作で急死。 ★マルコ・パンターニ(自転車) 1998年ツール・ド・フランス優勝。同年ジロ・デ・イタリア優勝。とにかく山岳ステージにやたらと強く登り坂はバケモノのような強さで山岳賞の常連でした。とにかく不自然なほどに山に強かったです。2004年、34歳(!!)で心臓発作で急死。ちなみにランス・アームストロングでもそうであったように自転車競技は「ドーピングの最先端」といわれていて、トップクラスの選手で疑惑が囁かれない選手は皆無といいたくなるほどです。 ★二代目貴乃花(相撲) 相撲にドーピング検査はないため、白黒つけられる日は永遠にありません。しかし引退後のダイエットというには異常な痩せ方は専門家からすると「あっ(察し)」だそうです。 プロレスは興行であって競技スポーツではないため主にステロイド剤を中心とするドーピング使用は宿命ともいえるもの(プロレスラーは体が大きくないと人気が出ないためどうしても手が伸びる)で、「死んだ」「廃人になった」「どう見ても精神的におかしい」は枚挙に暇がありません。死んだでいうとクリス・ベノワやアニマル・ウォーリア、エディ・ゲレロなど「ほぼ数年に一人は死んでる」といってもいいほどですし、廃人系は日本でも人気だったダイナマイトキッド、精神的にアレなのはハルク・ホーガンですね。貴乃花も、兄弟の確執と家庭崩壊のさまを見ると、ホセ・カンセコに通じるものを感じます。
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- hk8854
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ドーピングの対象となる薬品名は詳しくは知りませんが 風邪薬、頭痛薬、栄養ドリンク、珈琲等も一応対象物に 該当するらしいですよ
お礼
回答ありがとうございます。 風邪薬や頭痛薬やコーヒーも該当することがあるんですか! びっくりです!
お礼
回答ありがとうございました。 直腸の温度で体が動かなくなるとか初めて知りました! ドーピングの事例の超モテモテ発言には笑ったんですが、命を落としたり健康を害してしまった人もいて怖いなぁと思いました。 バレたら記録剥奪されて不名誉が残るし、健康は害するし、命がけなんですね… スポーツ界の闇ですね… それだけ選手は必死に闘うってことでしょうが、いやぁ、怖いです…