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押川春浪の海底軍艦の小説ですが、匂いの入った
船中朝の食事は「スープ」の他冷肉、「ライスカレー」、「カフヒー」それに香料にほひの入つた美麗しき菓子、そのほか「パインアツプル」等極めて淡泊な食事で、それがすむと、日出雄少年は何より前に甲板を目指して走つて行くので、夫人も私もその後に續いた。 香料の入ったと匂いの入ったとは同じ意味ですか、意味はなんでしょうか、( ^ω^)_凵 どうぞ教えてください。
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「香料の入った」とは「原材料の一部として香料が使われている」と言う意味です。 一方、「匂い」は物質に付随する性質の1つであって、物質そのものではありませんから、「匂い」そのものを物質の様に原材料として加える事は出来ないため、「匂いの入った」という表現は日本語としてあまり正しい表現とは言えません。 「匂い」という言葉を使うのであれば、正しい表現としては「匂いのする」、「匂いがする」、「匂いの付いた」などといった表現になります。 只、「匂い」という言葉を使ったのでは「臭い」(くさい)というイメージにもなりかねませんので、「菓子」のような「匂い」が好ましいものに対して用いる場合には、「良い匂い」とか「香り」という言葉を使った方がより好ましい表現となります。 話が少し脱線してしまいましたが、「匂いの入った」とはあまり正しい表現ではないという事に加えて、「匂いがする」という表現は、例えば「バターの匂いがする」という様に「香料」では無いものに対しても使う事が出来ますから、 >香料の入ったと匂いの入ったとは同じ意味 ではありません。 その小説では「香料が入っている」事を表現する際に、「香料」の上の所に「にほひ」というフリガナを付ける事で「格好つけた表現」にしているだけですので、「にほひ」というフリガナはあまり気にせずに、「香料の入った」という事だけを表した文章だと考えて下さい。 【参考URL】 青空文庫 > 作家別: あ行 > 47.押川 春浪 > 2.海島冒険奇譚 海底軍艦 > いますぐXHTML版で読む http://www.aozora.gr.jp/cards/000077/files/1323_36134.html
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- bran111
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香料にほひの入つた 香料のにおいがするという意味でしょう。
お礼
どうもありがとうございます!
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