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押川春浪の海底軍艦の小説ですが、また、そうたやすく

非常な困難の間に、三日はすぎさつたが、大佐からは何の音沙汰もなかつた、また、さうたやすくあるべき筈もなく、四日とすぎ、五日とすぎ、六日とすぎ、その七日目までこのおそろしき山中に、日をくらしたが、救助の人は見えなかつた。 また、そう容易くあるべき筈もなくとは何の意味ですか、( ^ω^)_凵 どうぞ教えてください。

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  • kagakusuki
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回答No.1

 この場合の >そう容易くあるべき筈もなく の中の「あるべき筈もなく」とは、「大佐からの音沙汰がある筈も無く」という意味です。  山の頂に永久紀念塔を建てるために「鐵車」に乗り込んで山の頂を目指して進んで行ったものの、「砂すべりの谷」に入り込んだ際に「鐵車」の車輪が砂の中にめり込んで駆動力を失い、「鐵車」に乗って移動する事が出来なくなったため、一緒に連れて来ていた「稻妻」という犬に救援要請の手紙を持たせて仲間の所へ戻らせ、「櫻木海軍大佐」に救助してもらおうと考えてはいるものの、「初めて来た山の奥からでは、幾ら優秀な犬だからと言って、すぐに仲間の元へ帰り着く事など出来る筈もなければ、櫻木大佐も『徹車』上にいる自分達の位置を正確に把握している訳でもない」のだから、「大佐が出動させた救援の人員がすぐに来てくれるはずもない」という事を述べているのです。 【参考URL】  青空文庫 > 作家別: あ行 > 47.押川 春浪 > 2.海島冒険奇譚 海底軍艦 > いますぐXHTML版で読む   http://www.aozora.gr.jp/cards/000077/files/1323_36134.html

sgypn
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