- ベストアンサー
「崇高く」は何と読む?
芥川賞作家・河野多恵子著「一年の牧歌」を読んでいます。 混み合った狭い食堂で、幸子と照三が食事を始めたとき、 「…隣の男たちが起ちあがった。崇高くオーバーなども手にしているから、幸子たちも起たねばならなかった。」という行がありました。 「崇高く」は何と読めば読むべきか、教えてください。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
こんにちは。 「嵩高く」は「かさたかく」としか読めないです。 嵩(かさ)の意味は体積とか容積ですから、オーバーなどの防寒着をふっくらとした状態で手にしてる様子でしょうね。 よく、ふっくらとした羽毛布団の嵩高が20センチという表現をするのは、羽毛布団の高さ(厚み)が20センチという意味です。
その他の回答 (2)
- toukai3569
- ベストアンサー率12% (209/1623)
崇高 すうこう・気高く偉大なこと参考になるかな。
お礼
それでは文脈が通らないので質問した次第ですが、先にも書いたように私の質問自体に間違いがありました。 何れにしても、コメントを感謝します。
- oteramairisuki
- ベストアンサー率34% (511/1475)
質問者さんは「崇高く」と書かれていますが、文脈から考えてもNo1さんの書かれた通り「嵩高く」との間違いだと思います。 「崇」と「嵩」は違う字です。おそらく「嵩」を読めなかったので「崇」の字を使われたのでしょうね。 ちなみに「崇高すうこう」とは「気高く尊いこと」という意味です。 「嵩高い かさだかい」とはNo1さんの書かれている通りです。 「嵩」1 物の大きさ、分量。体積。容積。「荷物の―が張る」「水の―が増す」 2 高い所 この嵩の1の意味でとらえれば「嵩高い」も納得されると思います。
お礼
ご指摘を受けて改めて該当頁を見直し、寄る年波の所為か老眼が進んで、「嵩高」を「崇高」に見間違えていたことが判明しました。更に、「すうこう」で変換した「崇高」に「く」を付加していた次第です。 お恥ずかしい質問をしてしまいました。 誠にありがとうございました。
お礼
「かさたかい」(嵩高い)という表現を知らなかったために、「嵩張る」の「嵩」を「崇」に見間違えたことを告白いたします。誠にお恥ずかしい質問をしてしまいました。 そして、懇切丁寧なるご説明、心よりお礼を申し上げます。