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戦艦大和の飲み水と冷房設備
先日、戦艦大和のテレビを見ていて思ったのですが、飲み水はどのような方法で造っていたのでしょうか? また、冷房設備があったそうですが、その仕組みは、現在と基本的に同じなのでしょうか?
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「冷房設備」についてお話します。今の会社で言うダイキンの冷凍機で弾薬庫を冷却、その余力がある場合、船室の冷房をしていました。「大和ホテル」「武蔵御殿」と呼ばれた由縁です。但し、冷凍機の運転に必要なフロンガスの製造工程に米国の特許絡みの部分があって、それを戦時収容と称して勝手に使ったので、敗戦後特許用の清算をさせられたそうです。「飲み水」は、海水より清水をつくる造水装置そのものは各艦に備えてあったようですが、現在のように浸透幕を利用したものでなく、単なる蒸留装置(海水を煮詰めて蒸気を回収するもの)のようです。一般的に「清水1トンを造るのに重油3トンを燃やす必要がある」と言われていたようで、緊急時以外には余り使われなかったみたいです。清水の補給は港で行われタンクに貯められていました。
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回答No.1
こちらの方が詳しく解説しておられます。 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1431007769
質問者
お礼
拝見しました。いやはや、ターボ式といい、かなり、進んでいたんですね。それと、真水の方はタンクに保管していたのがメインだったんですね。よくわかりました。ありがとうございました。
お礼
なるほど、そうですか。それにしても、特許の話は面白かったです。今まで、おそらく、テレビなどでは語られなかった事柄でしょうね。参考になりました。ありがとうございました。