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酢酸 ヒドロキシ基
酢酸はなぜ水によく溶けるのか?という問題があるのですが、これは酢酸がヒドロキシ基?を有しているからということでしょうか?
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まぁざっくりというとそうです。 水の分子を考えてください。H-O-Hとなっています。水素結合ってご存知ですよね?水のO-H結合同士で相互作用して、おたがい仲良く親和することができます。 酢酸やアルコールなど、O-H結合があると、H-O-HのネットワークにO-H結合でもって割り込んで溶け合うことができます。 ただし、同じO-H結合を持った有機物でも、アルコールと酢酸ではけっこう性質が違います。電気陰性度を考えると、O-H結合はOがマイナス、Hがプラスに分極することになりますが、酢酸はこの程度がアルコールや水に比べるとずっと大きいです。ですので、酢酸はCH3COO-H -> CH3COO^- + H^+と電離することができるため、酸としての性質を持ちます。酢酸は水に溶けた際にはある程度このように電離することはご存知ですよね?上述したのは、酢酸が分子として水素結合(および電気双極子間の静電的な相互作用)で水と親和することでしたが、それに加えて、酢酸は電離してイオンとなることでも溶けることができます。これはアルコールとは大きく違うことです。水が塩(ようするに電離するもの)を良く溶かすことはご存知と思います。
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- phosphole
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回答No.2
メインの寄与は、そう思ってもらってよいでしょう。➡ヒドロキシ生の効果
質問者
お礼
回答ありがとうございました。これからもよろしくお願いします
お礼
回答ありがとうございました。これからもよろしくお願いします
補足
回答ありがとうございました。CH3COO^- + H^+と電離することも分かりますが、CH3COO-Hにおいてヒドロキシ基を持っているため水に溶けやすいというのも理由の1つであるという認識でいいのでしょうか?