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ゲインが降下する理由について。
反転増幅回路で、高周波の時にゲインが降下するんですけどなんででしょうか?? すみません。まだまだ、勉強中なので。。 よろしくおねがいします。
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話だけ紹介します。学生実験に使われるようなクラシックなアンプの場合は、モノリシックで作る回路特有の事情があります。(昔の図をコピペしますが、) C B E __|___|_____|______ │ │ | n | | | │ │ p └-------┘ | | │ n  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │ └─────────────┘ ↑ ↑ ↑ トランジスタ 縦に下からnpn ベース B C ←-→ え ___|___|______|_____ │ │ p │ | p | | │ n └──┘ └──┘ │ └──────────────┘ 横に左からpnp 上の図が通常のnpnで、p基盤の中にnコレクタの島を作ってベース、エミッタの順に作ります。トランジスタは縦にできてます。 下の図は 横向き(ラテラル)pnpです。npnと同様の構造にするためにはp基盤の中にn基盤の区画を作って その中にnpnと同様に作ればいいのですが、工数が大変増えるので、図のように工数が少ない作りをしてます。 代償として、ウエハ表面でコレクタ~エミッタ耐圧を得るためにベースが厚くなり、これが原因でpnpトランジスタは周波数(ft)的にnpnの 1/数十 ~ 1/100 程度の低さになり、それでモノリシックアンプ全体の帯域が決まってます。クラシックなアンプでは寄生容量よりもこのラテラルpnpのftが足を引っ張ってます。
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- caster100
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簡単にいえば,オペアンプを構成する トランジスタの寄生容量のためだと思います。 周波数が高くなると,寄生容量の影響で, 本来の増幅作用が出来なくなるためです。 私も勉強中の身ですが・・・。
- zaki_shin
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オペアンプのデータシートの中に、多分オープンループゲインの周波数特性があると思うんですが、どう頑張ってもそのゲイン以上のゲインは出せません。普通のオペアンプは周波数が2倍になると、ゲインが半分になるようにできていますので、例えば1MHzでゲインが1となるオペアンプで、10倍のゲインを確保できるのは、大体、1MHzの1/10の100kHzとなります。 簡単には、10倍のゲインの場合には、オープンループゲインの20dBのところから横に線を引っ張って、特性の曲線とぶつかる周波数が限界となります。
お礼
大変勉強になりましたありがとうございました^^