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優性劣性について

人の目の色について、褐色は優性、青色は劣性とします。 共に褐色の目をした両親から青色の目の子が生まれるのと、両親とも青色で褐色眼の子供が生まれるのと、どちらが起こりやすいですか。 式や説明も交えながらおしえてください。

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  • peppydog1
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回答No.1

褐色の優性遺伝子をX、青色の劣性遺伝子をYとします。 遺伝子は2つで1対になりますので、母親から1つ、父親から1つもらってきて、子どもの遺伝子が決まります。 褐色であるためには、子どもはXXまたはXYの遺伝子を持っていることが必要です。 青色であるためには、子どもはYYしかありません。(劣性遺伝子は、片方に優性遺伝子が存在した時点で、原則出現しないのです。) 「共に褐色の目をした両親から青色の目の子が生まれる」ということは、 父XY:母親XY=子どもYY の組み合わせでしか考えられません。 父親から1つ、母親から1つ遺伝子を受け継ぎ、その2つの遺伝子の結果が出現するからです。 「両親とも青色で褐色眼の子供が生まれる」ということは、考えられないのではないでしょうか。 両親ともに青色であるということは、「父YY」「母YY」ということになるため、Xの遺伝子を子どもに引き継げないからです。 中学・高校の知識のうる覚えなので、間違ってたらごめんなさい!!!

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回答No.2

目の色が最も分かり易いので、良く引用されます。非常に簡単。 目の色は黒が基本です。皮膚の色と同じでアフリカの人達は多くの蛋白質やポリペプチドが全て揃っているため虹彩が青くはなりません。ですが何十万年の間に人類はアフリカから拡散しました、赤道近くへ移動した我々にとって虹彩が濃い色なのは強烈な太陽光から目を守るのに有利だからです、ここが分子生物学的進化論の面白いところでも有り、木村先生のダーウィンと並べられる「変異中立論」が活躍するところなのです。木村先生は「宇宙線によるDNA欠損はさし当たって生き、子孫を残すことに不自由が無ければ集積してしまう」とおっしゃいました。そのため緯度のの高い地方に拡散した欧州人種は皮膚も虹彩もアフリカでは必要だったポリペプチドも酵素も欠落しても何の不便も無かったので、ある意味アルビノになってしまいました。欧州人種と南方人種の子孫は欠落したポリペプチド、酵素が半分あるので、皮膚も虹彩も濃い色になります。

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