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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:優性遺伝について)

優性遺伝とは?遺伝子型の解釈方法を理解しよう!

このQ&Aのポイント
  • 教員採用試験対策中の学生が優性遺伝に関する質問です。ハツカネズミの毛の色についての問題があり、解答が分からない状況で困っています。遺伝子型の解釈についても疑問があります。
  • ハツカネズミの毛の色は2つの遺伝子(B,bとG,g)によって決まります。BとGはそれぞれbとgに対して優性で表現され、〔〕で表すと〔BG〕は灰色、〔Bg〕は黒色、〔bG〕と〔bg〕は白色になります。
  • 問題では灰色の固体Aと白色の固体を交配させる場合に、灰色の子と黒色の子が生まれて白色の子は生まれないことがわかっています。解答としては(2)が正解であり、(4)と(5)が誤っています。遺伝子型の解釈方法についても疑問があるため、詳しい解説を求めています。

質問者が選んだベストアンサー

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  • stringf35
  • ベストアンサー率66% (69/104)
回答No.2

まず、灰色の個体の遺伝子型は (a)BBGG (b)BbGG (c)BBGg (d)BbGg の4通りです。いずれもB,Gがb,gに対して優性なので、 表現型は[BG]=灰色だからです。 さて、灰色個体Aの遺伝子型が上の(a)~(d)のそれぞれだった場合に、 遺伝子型bbggの白色個体を交配したときの、子の遺伝子型を考えてみます。 灰色個体Aの遺伝子型が(a)BBGGの場合: 1つずつ遺伝子型をとるとBGしかありえないことがわかります。 同じく、白色個体から1つずつ遺伝子型をとるとbgしかありえません。 というわけで、子の遺伝子型はそれを合わせたBbGgしかありえません。 表現型は[BG]=灰色です。 しかしながら、「個体A:BBGG 灰色の子:BbGg」は選択肢にありません。 灰色個体Aの遺伝子型が(b)BbGGの場合: 個体Aからの遺伝子型は、bGとBGの2通りがあります。 さっきも言いましたが、白色個体からの遺伝子型はbgしかありえません。 子の遺伝子型は、それぞれを合わせたbbGgとBbGgの2通りです。 表現型は、前者が[bG]=白色、後者が[BG]=灰色です。 しかしながら、「個体A:BbGG 灰色の子:BbGg」も選択肢にありません。 灰色個体Aの遺伝子型が(c)BBGgの場合: 個体Aからの遺伝子型は、BGとBgの2通りがあります。 上2つと同様に、白色個体からの遺伝子型はbgしかありえません。 ゆえに、子の遺伝子型は、BbGgとBbggの2通りです。 表現型は、前者が[BG]=灰色、後者が[Bg]=黒色です。 選択肢(2)は「個体A:BBGg 灰色の子:BbGg」ですので、これが正解です。 (灰色の子:GbGgはタイプミスですよね…) 最後に、灰色個体Aの遺伝子型が(d)BbGgの場合: 個体Aからの遺伝子型は、BG、Bg、bG、bgの4通りです。 白色個体からの遺伝子型はbgしかありえませんので、 子の遺伝子型は、BbGg、Bbgg、bbGg、bbggの4通りです。 表現型は、それぞれ[BG]=灰色、[Bg]=黒色、[bG]=白色、[bg]=白色です。 「個体Aと白色個体bbggを交配しても白色の子は生まれない」と問題文に 記載されていますので、(d)の遺伝子型はそもそも不適当です。 選択肢(5)はこの条件がなければ正解になります。 以上から、(2)しか正解はありません。 そのほかの選択肢は、間違っています。 「(4)の子の遺伝子型に(白の固体にBはないのに)Bがなぜ2つあるのか」 「同じく(3)のGはなぜ2つあるか」 と書かれていますが、疑問に思われている通り、 そのような子は理論的には生まれません。 ですから、その選択肢は×なのです。

DITTI
質問者

お礼

誤字が多数あってすみませんでした。 それから大変わかりやすい解説をありがとうございました。私の考え方も間違っていなかったのですね。大変勉強になり、自信がつきました。またこれから勉強に励もうと思います。

その他の回答 (2)

  • tanuki4u
  • ベストアンサー率33% (2764/8360)
回答No.3

〔BG〕の場合は灰色、〔Bg〕の場合は黒色であり、それ以外の〔bG〕,〔bg〕は白色 白色の子どもが生まれないことは Bの遺伝子を持った子どもが絶対生まれない ↓ 個体Aで、Bbの組み合わせのうち、減数分裂したときに b になることはない 組み合わせは あ)BB → B と B い)bb → b う)Bb → B と b bの遺伝子が発生すると自動的に子供は bbになり白色になるから。 ↓ 個体A は BB  bbggから b g しか遺伝しないから、 BB の子供はありえない。 灰色の子どもが生まれることは、 B と G を個体Aが持っていないとならない よって 個体Aは BBGg あるいは BBGG BBGG × bbgg の場合 BbGg しか生まれないので黒が生まれ無くなる。 よって、個体A は BBGg B系列は Bb の組み合わせのみ G系列は Gg gg の組み合わせのみ このうち灰色は BbGg だけ 数学の場合分けで考えてみた

DITTI
質問者

お礼

わかりやすい解説をありがとうございました。 ベストアンサー級の回答だったのですが、この回答を後に見てしまったので、ベストアンサーとすることができませんでした。 でも違う視点から考え直すことができたので、良かったです。

  • Tacosan
  • ベストアンサー率23% (3656/15482)
回答No.1

(3) や (4) については「そういうのが正しくないとちゃんと言えること」を問うているのでは? つまり, 「白の個体に B はないから子供の遺伝子型で B が 2つあることはない, だから (4) は正しくないんだ」とか, そういうことができますか? という問題じゃないのかな. ああ, 「固体」じゃなくて「個体」, だよね?

DITTI
質問者

お礼

誤字の指摘ありがとうございます。投稿前に見直したのに、不甲斐ないです。 Tacosanさんが仰る通りの、基礎中の基礎も問われる問題だと思います。 また勉強に励んでいこうと思います。回答してくださってありがとうございました。