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硫酸の脱水作用はアルカンチオールにも働くのか
化学系の研究をしています。 先日、n-ヘキサデカンチオールをTLCで検出する必要が生じました。 検出方法を検討した結果、硫酸をスプレーし焼くことで、ヘキサデカンチオールと思われるスポットを確認できました。 硫酸による検出では、硫酸の脱水作用を利用して有機物を炭化させ、スポットを可視化するものという認識をしています。ただ、ヘキサデカンチオールには酸素が含まれていませんので、脱水作用が働くのか疑問です。 瞬時に酸化された後脱水されたということなのでしょうか、それとも何か違うものが見えてしまっているのでしょうか。 アルカンチオールも、硫酸で脱水・炭化するものなのでしょうか。 よろしくお願い致します。 ※TLC条件 ヘキサンで希釈したヘキサデカンチオール(TCI試薬)をTLC(シリカゲル60 F254)にスポット→ヘキサンで展開
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回答No.1
チオールが酸化されて、ジスルフィドになって呈色したものかと思います。ジスルフィドなどのインターエレメント結合は比較的長波長に吸収を持ちます。また、チオールが容易に酸化されることもご存知かと思います。