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anti体・syn体によるTLCの変化
下のアセトフェノンオキシムのanti体とsyn体でシリカゲルTLCの展開のされ方が違うということがあるのでしょうか? Ph\ /OH Ph\ C=N C=N Me/ Me/ \OH 詳細↓ 学生実験でアセトフェノンからアセトフェノンオキシムを合成しました。試薬は塩酸ヒドロキシルアミンです。これにKOHを加えた時点でTLCを見るとオキシムの下に副生成物のスポットがありました。90℃で30分還流すると下のスポットは消滅しましたが、結晶時のろ液を見ると再び出てました。結晶のTLCはオキシムだけでした。展開溶媒はヘキサン:酢エチ=5:1です。 anti体とsyn体で安定度が違うのはわかるのですが、極性で判断するTLCにも変化が出るものですか?出るとしたらどちらが展開されやすいのですか? それとも副生成物は中間体のヘミアミナールなのでしょうか? 教員がantiとsynで展開のされ方が違うようなものの言い方をしていたので気になりました。 お願いします。
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- chemwalkman
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- lupinletrois
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お礼
具体的にありがとうございます。 助かりました。 研究室に配属もされてない学部生なんでNMRは無理ですが、この後生成物からBeckmann転位をやるので、その生成物を確かめることで元はどっちの異性体(が優先)だったかわかる、って寸法らしいです。