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媽祖さまの御神格について

みなさま、始めまして。 媽祖さまは、航海の守護神で信仰されているのが多いですが、 媽祖さんが、生きていたときは治病に奇跡を起こしていたかと 思いますが、それがなぜに航海の神様と言われるようになってしまったのでしょうか?。 病気平癒の神様のほうが、妥当だと思うのですが。 (妥当と言う言い方は神様に失礼だったかな。) 夢で親が乗っている船を助けることが出来たからでしょうか?。 よろしくお願いいたします。

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noname#224207
noname#224207
回答No.2

媽祖さまとは珍しい神様の御質問ですね~、港町にお住いでしょうか。 媽祖さまというのは、元々は中国福建省沿岸部の土俗の神様で実在の人物が基になっているとされている神様です。 言い伝えは色々ありますが、遭難した父親を悲嘆して仙人に仙術を習って人々の病を治したとか、自身が遭難した父親を捜しに船出して難破したとか、種々伝えられています。 いずれも海に関わり合いのある言い伝えです。 福建省の沿岸部というのは大陸国である中国には珍しく漁民といいますか外洋航海を生業とした人達が多い地方です。 媽祖さまの信仰も対岸の台湾や香港などにも広がっています。 日本へも伝わっていて古い漁師町や港町に広がってはいますが、内陸部の神様に比較するとマイナーです。 >媽祖さんが、生きていたときは治病に奇跡を起こしていたかと思いますが、それがなぜに航海の神様と言われるようになってしまったのでしょうか?。 神様の神格といいますか、守備範囲が当初と現在とでは異なっていることは多々あります。 お稲荷さんも、稲を荷う、つまり元々は農耕の神様でしたが、現在は商売の神様となっています。 七福神の大黒さまも元はと言えばインドの神様マハーカーラです。 マハーカーラは破壊・戦闘を司る神様で、飛行に通じて、血肉を喰らう神で、この神を祀れば戦いに勝つという言われのある神様です。 日本では大黒という音が出雲神話の大国主命の音読みに通じることから混淆されています。 ともあれ、お正月のおめでたい神様という雰囲気ではありません。 布袋さまも元々は布袋和尚という托鉢坊主です。担いでいるのは福袋ではなく托鉢用のずた袋でした。 毘沙門天も元は仏法を守る神様(天)です。 大阪四天王寺に祀られている持国天や広目天とおなじメンバーです。 邪鬼を追い払うための鎧を着ています。 天満宮も朝廷に危害を加える菅原道真の怨霊を鎮めるために祀られた神社ですが、現在は天神様として学問の神様になっています。 このようなことは日本だけではありません。 一神教であるキリスト教でもマリア信仰というのが盛んです。 フランスのルルドの泉のマリアなどが有名です。 病を治す効力があるとされています。 聖書でも、聖母マリアはキリストの母ではあっても、神格は与えられていません。 この点について、カトリックとプロテスタントとの間で厳しく対立しています。 媽祖さまも現在では航海の守護神としてだけではなく、人々のあらゆる願いを叶えてくれる神様とされています。 中国共産党政府が目の敵にしています。 人には現世利益という願望があります。 難しい理屈よりも、困った時の神頼みです。 何でもかんでもお願いして叶えば、霊験ありとして、理屈は後からついてきます。 神様のテリトリーもドンドン広がっていきます。 閻魔さまも地獄の裁判官だけではなく、こんにゃく閻魔などと眼病に霊験があるとされている閻魔さまもいます。 同じお稲荷さんでも霊験のあるところと少ないところがあります。 元々一柱ですから、場所によって違うというのは理屈の上ではあり得ません。 まぁ~宝くじ売り場で当たりがでる売り場などという都市伝説と大同小異です。 と言うことで「なぜ」と言われても返答に窮します。

回答No.1

生前の霊感の資質から察するに、他者を慈しむ傾向があるだろう。 その点が生死の結論が出ない当時の原始的航海術の守り神とされたのさ。 その女に励まされて航海をたっせいしたんだろう。

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