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山崎弁栄上人の各各性

近現代の仏教者の巨星?とも言える山崎弁栄上人が、 晩年に到達された境地もしくは哲学に「各各性」という世界観(思想)?があるらしいのですが、 師の多くの著作の中では、何処で述べられているか、教えていただきたいと思います。 また、もし分かるようでしたら、その思想の概要を教えていただけたら、と思います。 華厳の事事無碍に近いものだろうか、とは予想するのですが。 宜しくおねがいします。

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回答No.1

浄土宗の僧です。浄土宗そのものが根本的に間違った教えですので、「世界観(思想)」があったとしても現代の混迷の時代には通用しない偏頗な思想であると、私は思います。この師に共鳴する前に、浄土宗、華厳宗そのものの教えを紐説いて下さい。念仏を称えれば阿弥陀仏の本願力によって臨終の後、西方極楽浄土に往生出来ると説きます。しかし、このような教えは、私達が住んでいる現実の世界を穢土といって嫌う厭世思想、今世では決して成仏出来ないというあきらめや現実逃避の思想を生み出すもととなります。しかも現実にさまざまな苦悩にあえいでいる人々を今世では救えないのでは、真実の教えとは言えないのではないでしょうか。

futsuna
質問者

お礼

早速のご回答ありがとうございます。 しかし、 寄せられた回答は、質問に対する回答の体を成しておらず、 自説を押しつけるものとして非常に不適切と感じました。 回答できない者が投稿する場所ではないはずです。 2チャンネルかツイッターと間違っていらっしゃるのでは?

futsuna
質問者

補足

早速のご回答とアドバイスですが、 私が何を信じているか、信じようとしているかは、ここでは関係在りませんし、貴方のおっしゃっている様に、鎌倉以降の日本仏教に対しての疑問は同じく持っているものです。 私は華厳、唯識、禅、等の周辺に強く共感を示し、また逆に密教系の後期仏教には強い疑念を持っています。 しかし、山崎上人の思想的淵源さは非常に影響力が大きく、ご存じないかも知れませんが、仏教哲学、日本の芸術論、西洋哲学のそれぞれに幅広く尋常ならざる造詣をもって「世に三空在り、一に空海、二に源空(法然)、三に空外」と言われた空外大先生が師事したのが山崎上人であることから、思想的な興味を持っているのです。 宗教的真理うんぬんを問題とすると言う事よりも、その前段として、思想の端緒を掴まんとするものです。 特に各各性は、華厳(最初期の釈迦の直観)と呼応する思想と思われる節があり、それをジルソンやヤスパースとも直接親密な交流があった(ヤスパースの蔵書を全て寄贈されたほど)西洋の宗教的哲学にも深い論さえ張れるほどの大哲学者空外のその師たる人物山崎上人が、どのように開陳するかに興味があるのです。

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