>order 人 toのtoって不定詞の3用法のうちどれにあたるのですか?
⇒なるほど、いろいろ考えられそうで、迷いますね。
例文を使って考えてみましょう。
The policeman ordered him to come out.「警官は彼に出てくるよう命じた。」
(1)to come outを、「出てくるように(命じた)」と取れば、副詞的用法(「~するように」という意味の副詞的修飾語でordered「命じた」にかかる)のように考えられますね。文型は、S+V+O(第3文型)。
(2)to come outを、「出てくることを(命じた)」と取れば、名詞的用法(「~することを」という意味の目的語)のように考えられますね。文型は、S+V+O+O(第4文型)。
(3)to come outを、「(彼に→彼が)出てくるよう(命じた)」と取れば、名詞的用法(「~するようにと」という意味の目的格補語)のように考えられますね。文型は、S+V+O+C(第5文型)。
以上の用法(1)(2)(3)のいずれと考えても間違いにはならないと思いますが、通常の伝統文法(学校文法)としては、用法(3)として説明するようです。つまり、「(彼に→彼が)~出てくるようにと」というように、目的語 him が 不定詞 to come out の意味上の主語である、と考えます。
不定詞というのは印欧語族に普遍的に存在ずる動詞の変化形で、英語ではそれをどう使うかというのが3用法です。つまりorder人to doがまずあって、to doが3用法のどれかという解釈は2次的なのですね。
それを前提とすると、He ordered it.なら普通は「彼はそれを注文した」という意味になりますがThe policeman ordered him.なら文が途中で途切れた感じで、後ろにto come outが続かないと変です。つまり前の回答にもあるように不定詞句は目的格補語ということになります。これが名詞相当なのか形容詞相当なのか副詞相当なのかは神学論争の類であって、to不定詞が補語になっているとしか言いようがないと思います。参考までにI heard her sing that song.でもある意味singは補語ですが、singを名詞とか形容詞とか副詞とか考えることはありえないですね、
お礼
お礼が遅くなって申し訳ありません。 Nakay702さんをはじめ、ご回答してくださったみなさんの考え方を参考にしたいと思います。 ありがとうございます。