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酸化と中和
家庭教師をしています。 生徒に酸化反応と中和反応を上手く説明する為の例を考えているのですが、 同じ反応物で条件によって(温度圧力触媒など)、酸化反応が起こるか中和反応が起こるかが変わるような物って何かないでしょうか? 例えばアンモニアと硫酸を混ぜると通常は硫酸アンモニウムが出来ますがこれを無理矢理酸化反応にして、 2NH3+5H2SO4→2NO+5SO2+8H2O みたいな反応を起こすことって出来ないでしょうか?
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- phosphole
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無くはないでしょうが、特殊な反応をあえて教えるのは却って理解の妨げになりませんか? 一般的なレベルの有機・無機化学の教科書では見かけないケースでしょうし、そういうことがありえるというのも教えないと思いますが。 パラレルに比較しながら教える方が良いということですかね?今ひとつ、何が目的なのか分かりかねます。 酸・塩基の中和と、酸化・還元は反応前後の酸化数の変化が違います。一般には、酸化数の変化する反応の方が大変で、強い反応試剤が必要だったり、加熱が必要です。いっぽう、中和はそういう困難が少ないため、たいていは試剤が出会った瞬間に反応します。
- trytobe
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酸化反応と中和反応では、反応部位の結合が、共有結合とイオン結合の違いがそもそもあるので、わざわざ混乱を招くことになるかと思います。 それならば、ハーバーボッシュ法のように、常温では単に混ざる窒素ガスと水素ガスが、触媒と熱でアンモニアになる、というほうが、「共有結合を切る」という激しさを伝えやすいのではないでしょうか。 ハーバーボッシュ法 触媒 - Google 検索 https://www.google.co.jp/search?q=%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%9C%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5%E6%B3%95+%E8%A7%A6%E5%AA%92